【0126】SDGs✕Tech:デンマークに学ぶガバメントテクノロジー

日経新聞でこんな記事を見かけました。

マイナンバーの普及率は10%台だそうですが、これの後押しと消費税増税のための施策としてポイント制度で普及率を高めようという提言がおこなれたそうです。「ん?何がSDGsと関係あんの?」という感じだと思いますが、実は2019年のSDGsインデックスでランキングトップのデンマークでは、このマイナンバー的な制度をはじめ、様々な国家のデジタル化が進んでいるそうで、そのおかげもあっての国民のwell-being度の高さにつながっているんだそうです。

マイナンバー普及率ほぼ100%

日本でいう健康保険証のようなもので、デンマークではCPRというマイナンバー的なものが生活の基盤になっていて、これを使って色んなサービスを受けられるそうです。ちなみに健康保険証はイエローカードというものだそうです。

そしてこのCPR、なんと50年の歴史があるそうで、めちゃくちゃ前から国家のデジタル化に臨んできたようです。

全部つながる

すべてのデータがこのCPRを起点にデジタルでつながっていて、官民どのサービスもこのCPRで特典を受けれたり、スムーズな契約ができる状態とのこと。そのおかげで、とてつもないビッグデータも集まり、その分析によって社会システム全体がよくなっていくという状態。

デンマークでは、政府・地方自治体、エネルギー、環境・水、交通システム、農業、医療、福祉介護、教育のどの分野でもデジタル化の第一段階は終わっており、ITや再生可能エネルギーを用いて環境負荷の少ないまちづくりを目指すスマートシティ、1968年から導入されているCPRナンバー(デンマーク版マイナンバー)、公共ビッグデータ、国民全体のヘルスケアデータが蓄積したバイオバンク、そしてキャッシュレス社会を目指すフィンテックなど環境の整備が進んでいる。

だそうです。国民ポータルがあって、結婚や引っ越しなど色んな申請がこのポータルからできるそうで、そのおかげで離婚もめちゃしやすいそうですw

んー、日本のマイナンバーも頑張ってほしい!あと、その他全部のデジタル化も。。

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