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【0317】内閣府のムーンショット型研究開発制度

内閣府のサイトで、こんなものがあります。

ムーンショットな目標を掲げ、それに向けて研究開発を進めるというもの。道の途中、当初の目標とは違う発見があった場合もスピンアウトして、新しい道に移行していくことも奨励する柔軟な考え方だそうです。

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全部で6つのムーンショット目標があり、

ムーンショット目標1:2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現
ムーンショット目標2:2050年までに、超早期に疾患の予測・予防をすることができる社会を実現
ムーンショット目標3:2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現
ムーンショット目標4:2050年までに、地球環境再生に向けた持続可能な資源循環を実現
ムーンショット目標5:2050年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出
ムーンショット目標6:2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現

こんな感じのものですが、このそれぞれを本当に進めるために「PM(プロジェクトマネージャー)」を公募しているそうです。本当にはじめるんですね。

目指すところは「well-being」とのこと。目標のテーマも、「社会」「環境」「経済」とSDGsとも関連深い結びつけで目標設定がされています。

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それぞれ、どんなPMがつくのか、そしてどんな成果になっていくのか、楽しみなテーマです。

内閣府もこんな取組するんですね。ちょっと意外。

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