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【0901】第5回ジャパンSDGsアワード:株式会社ユーグレナ

第5回ジャパンSDGsアワード、受賞団体を見てましたシリーズです。※まだ外務省のページでは受賞理由などは公開されておらず、各社の取組と発表内容を調べてみた限りの内容になります。

SDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞:株式会社ユーグレナ

2021年第5回のSDGs推進本部長賞は、あのユーグレナさん。まだ受賞してなかったっけ?と思うくらい、SDGsと言えばな企業の受賞です。サステナブルな自社活動に全力を注いでいて、シンプルに応募してなかっただけかもしれないですね。

2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナ・クロレラなどを活用した機能性食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の生産に向けた研究、遺伝子解析サービスの提供を行っています。

https://www.euglena.jp/news/20211224/より

という企業で、ミドリムシって何でもいけるやん!と思わせてくれた企業。様々な取り組みがSDGsだと言えますが、今回はその中でも「ユーグレナGENKIプログラム」を中心とした活動で受賞されたようです。

○ユーグレナGENKIプログラム

豊富な栄養素が含まれたユーグレナクッキー6枚(一日分の栄養が取れるそう)を無償でバングラデシュの子どもたちに配布するという取り組みで、消費者はプログラム対象商品を購入すれば、その売上の一部がこの取組に充当されるという仕組み。

2014年からずっと続けていて、活動の報告も毎月ずっと。配ったクッキーはなんと累計1200食以上にもなっているという、長年の活動です。

企画自体をキャッチーにしようと思えば、「プログラム対象商品1つをご購入につき1枚」みたいな仕組みにもできたと思うのですが、それをあえてせず、「無償配布は自社の責任でやり続ける」という意志があらわれたプログラムになっていたのかもしれません。

無償配布以外にも現地での食育や衛生教育にも取り組み始めているそうです。
今後の目標は、1日に100万食配ることだそう。「え、今の累計が1000万食なのに、それを10日で超えるくらいの量にすることが目標!?」と思ってしまうくらい、まだまだ野心的な目標も掲げていらっしゃいます。

https://online.euglena.jp/shop/contents/pg/1genkiprogram/より

○その他のユーグレナの取り組み

このプログラム以外にも、様々な活動をされていて、過去このnoteでも何度か取り上げさせていただきました。

バイオ燃料での有償フライトは、まだおそらく実現していないものの、有償ではないフライトは成功したようで、それも秒読み状態。

今後のご活躍にも期待です。

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