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【0285】SDGs100人カイギに参加

本日はタイトル画像の「SDGs100人カイギ」に参加してきました。きましたと言いつつ、オンラインです。だいたいこういうイベントは東京のみでの開催が多かったと思うんですが、オンライン参加ができるようになったというのは本当にありがたいです。今後もぜひオンライン開催を続けていただけると、地方者としては助かりますね。

今回はvol6でプラットフォーマーの方々の登壇

これまでに5回開催してきているそうで、今回が6回目。過去どんなテーマだったかというと、

「住み続けられる、まちづくり。」
「世界を変える、はじめかた。」
「世界を変える、ユースの挑戦。」
「ジェンダーギャップ121位からの挑戦。」

と、幅広いテーマで実施されていたそうです。
主催のこども国連の井澤さんのnoteにレポートもあがっています。

※分かりやすいグラレコつき

それらを受けての今回のテーマが
「世界を変える、プラットフォームの挑戦。」

登壇者の経歴や、詳細なレポートは上記、井澤さんのnoteにアップされていくと思うので、参加してみての感想などなどです。

「色んな人・企業をつないできて感じること」が、わかる気がしまくる。

登壇者の一人目、株式会社クレアンの冨田さんがおっしゃっていたことが非常に「なるほどな」と思いました。わかる気がしまくります。

①世の中にはびっくりするぐらい壁がある。
一つの組織の中での上下関係の中での壁(VS構造)で言うと、
社長vs役員、上司vs部下もあれば、
組織をまたぐ横の壁(VS構造)で言うと、
省庁vs省庁、部・課vs部・課というものなど。そこまでは想像がつきますが、意外なところとしては、非営利vs非営利、プラットフォームvsプラットフォームも。同じような想いを持って活動しているところでも壁という部分があるそうです。そんな時に大事なのが、「外部のおせっかい野郎」とのこと。わかる気がします。

②組織的意思決定は誰もしたがらない。
これはもう、そのままその通りですが、個人として想いがあったとしても、組織としての意思決定をいきなり求めると、「いやそれは自分が判断できることじゃない。」「今は判断すべきときじゃない。」という状態になりやすいとのこと。
そんな状態を避けるためにも、まずは想いのある人をつかまえて「勝手に走る個人」として活動してもらうのが大事とのこと。わかる気がします。

③参加者がニーズを分かっているとは限らない。
これまた意外なところですが、例えば貧困について解決したいとなった時に、その課題を持っている課題ホルダー(当事者とかそれを助けたい人かな?)だからといって、「何を求めていますか?」と直球に聞いても、実は自分たちのニーズを言語化できていないことも多いそう。
なので、「ニーズとニーズのマッチング」というつなぎ方をしても、うまくいかないことが多く、はじめは問題意識の明確化から始めるほうが良い。そうです。わかる気がします。

④いい話は、すぐにクローズしたがる
これまた「なんだよ、結局そうかよ」と思ってしまうシーンですが、ある程度ディスカッションが進んで、「お、なんだか良いんじゃない?ビジネスにもなるんじゃない?」となると急に、これまでオープンに進めてきたことがクローズ化され(ともすれば排除的な動きになるかも?)、気がついたらなんかリリースが出てて、それで知る。のように、結局は競争社会の中での出し抜きを感じることもあるそうです。ビジネス的にはNGですが、そんな時は「空気を読まない人」の存在が非常に大事だそうで、外部に言っちゃう人、オープンなマインドの人をチームに入れておけると、クローズ化しないとのことw。わかる気がします。

⑤企業頼みはすべては解決しない。
SDGsがいくらビジネスチャンスだと言っても、企業のビジネスにはじまりから終わりまで期待していても、うまくいかないという所感。個人のライフスタイルの自覚が変化してから企業の活動がついてくることもある。という話(だったと思います)。

こんな5つの感じたことを話されていました。
クレアンさんはこんな会社さんです。

他にもたくさん

ほかにも、SHIPさん

内閣府のSTI(科学技術イノベーション) for SDGsプラットフォームを実施されていた方

SDGsの採択前から(なんと13回もの下書きがあったそうです)、参加されていたプラットフォームの方

それぞれの活動内容についてお話がありました。どれも非常に面白く、15分ずつのお話というのがもったいないくらい。

そしてオススメの本

MARUZENさんからのオススメの本というコーナーもあり、

という4つの本が紹介されていました。
どれもSDGsのについて調べていくと、当たりやすいテーマのはずなのに、どの本もまだ読んだことがなく、さすがのオススメ。こういう時、ネットでの検索やレコメンドではない、本屋さんならではの威力を感じます。

と、色んな情報の吸収になりました。本を読んでみたり、メモを自分なりに振り返ったり、良き咀嚼嚥下の時間を持ちたいと思います。

次回は5月27日、次は教育がテーマだそうです。さっそくポチリました。


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