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【0549】第4回ジャパンSDGsアワード:阪急阪神ホールディングス株式会社

第4回ジャパンSDGsアワード、受賞団体を見てましたシリーズです。※まだ外務省のページでは受賞理由などは公開されておらず、各社の取組と発表内容を調べてみた限りの内容になります。

SDGsパートナーシップ賞(特別賞):阪急阪神ホールディングス株式会社

SDGsトレインで有名な阪急阪神ホールディングスさんの受賞。

車内ポスターで様々なSDGs啓発や、沿線のまちで行われているSDGsな取り組みを紹介していうという素敵な電車。しかも、阪急電鉄と阪神電鉄で走っているこの電車、ほぼ再生可能エネルギーで走らせているそうです。

協賛・賛同企業も多く、たくさんのステークホルダーを巻き込んだ電鉄会社ならではの取り組みになっていて、広がり方もすごく、本来は競合になりそうな東急電鉄さんとも連携して、西と東でこの取組が行われているそうです。活動の仕方もパートナーシップを発揮していますね。

確か、走り出したばかりの頃は、終了時期も発表していたように思うので、終了せずにさらに拡大しているというのは、それだけ良い反響もあったり、関係者たちの強い意志で続けていただけてるのだと思います。

◯受賞理由

阪急阪神ホールディングスさんのプレスリリースでも受賞の様子が話されていて、

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それによると、

阪急阪神ホールディングスグループでは、「未来にわたり住みたいまちづくり」を目指して、2009年から社会貢献活動「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」に取り組んでいます。
この取組のひとつとして、阪急電鉄と阪神電気鉄道では、本プロジェクトのこれまでの取組をもとに、産・官・市民が連携してSDGsの達成に向けたメッセージを発信しようということで、本プロジェクトが10周年を迎えた2019年5月から、「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」の運行を開始しました。
そして、2020年9月からは東急グループとも協働して運行するなど、その取組を広げており、SDGsの普及と取組の促進に努めています。

ということで、SDGsトレインの活動を続けていることが評価につながっているようです。

◯未来のゆめ・まちプロジェクト

SDGsトレインを走らせる活動の大元には「未来のゆめ・まちプロジェクト」というものがあるそうです。

沿線のまちがよくなっていくには。という活動を、基金などのお金面でもそうですし、従業員やOBがこのテーマの活動をすることを支援していて、「社会貢献ポイント制度」というものもあるそう。

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こんな活動を従業員対象に行っているようで、これがちゃんと活動体になる企業というのがすごいですね。利他の心が育まれる土壌があるのかもしれません。

関西を代表する。映画にもなった。そして母校が沿線にある。僕個人で言うと、そんな想い出深き電鉄会社ですが、そんな風に沿線に想い出のあるステークホルダーがたくさんいるんでしょうね。良い巻き込みが続いていってほしいなと思います。

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