【0206】ゲノム編集とか遺伝子組換え続き

ゲノム編集や遺伝子組み換えの話と生物多様性の話などを調べた延長です。
過去noteは下記。

めちゃわかりやすいサイト発見

ゲノム編集と遺伝子組み換えってどう違うの?というのを調べていたところ、こんなサイトがありました。

スライドとスライドへのコメントで構成されていて、難しい話なのにめちゃわかりやすいです。

DNAってそもそも何?
要はプログラミングと一緒やで
DNAから生命が作られるまでのプロセスはこうよ
発酵はそれの逆なんやで
細胞分裂とか多様性とか進化とか
遺伝子組換えってね

という順で紹介してくれていて、非常にわかりやすいです。
で、このサイトによると「遺伝子組み換え」と「ゲノム編集」は、

なんと一緒!

CRISPIR Cas9による特定のDNAの切り出しが、めちゃくちゃ正確になっただけで、基本的には同じことだそうです。より正確にすばやく編集ができるようになったものとのこと。

その正確さ早さの恩恵で、バイオテクノロジーのシンギュラリティとさえ言われているそうです。

未来的な話に聞こえるけど、マジ

バイオテクノロジーのシンギュラリティ。
このCRISPIR Cas9の正確さによってどんなことができるかというと、

合成生物学(これはWIREDでも取り上げられています)
デザインベイビー
遺伝子情報のデータベースを構築&クラウド化
DIYバイオムーブメント

というものが話されているそう。

合成生物学で言うと、アルコールを作れる納豆菌が作れたり、肉を食べずに草を食べるライオンを作れたり、古代ギリシャ神話のキメラも原理的には作れるそうです。
倫理的な問題など色々と起こりそうですが、
絶滅危惧種の近似種との掛け合わせで、絶滅した動物を復活させるというのもできてしまうのかもしれないですね。
復活させるのって、今いない種を持ち込むことなので外来種と変わらない気もしますが。

デザインベイビーの話は、ガンなどの病気にかかりにくいというマイナスを排除するものから、アタマがよくなるスイッチをオンにしておくなどのプラスの改変も理論的には可能だそう。

昨年、中国で遺伝子操作をおこなった双子が誕生したというニュースがありましたが、

今見返すと、ここにもCRISPIRの文字が躍り出ているので、同じ話の延長ということだと思います。

データベース化とDIYの話は、こういった遺伝子関連の情報をビッグデータとして解析したりクラウド化することで用途が広がったり、技術が安価化し、個人レベルでもDIYするような使われ方が可能になるのでは。という話だそうです。

フワッと聞くだけだと、もちろん「大丈夫かな。。」という拒否感は持ってしまいますが、技術としてはすでに可能だそうなので、これがどう転んでいくのか。。。ですね。

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