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【0324】WeSchool 「みんなで学校を良くする」文化を当たり前にするボードゲーム

クラウドファンディングが実施されていたWeSchoolというボードゲームが届きました。

ボードゲームを通じて、学校運営に関わる様々なステークホルダーになりきったシミュレーションを行い、みんなで学校を良くするってこんな感じか。というのを体感できるゲームだそうです。

「We School」という名前に込めた思い(クラファンサイトより)

クラウドファンディングにはこんな思いが記載されていました。

「We School」というゲーム名について、もともと ”school” には「学校」という名詞としての用法のほかに、「教える」などの他動詞としての用法や、「群れをなす」などの自動詞としての用法があります。

今回、こうした動詞としての用法に、「学校をつくる」という辞書にはない意味を加えたいと思っています。「私たちはみんなで学校をつくる」、これがこのゲームを通して一番伝えたいメッセージです。

学校の先生たちの多忙さは、もはや社会全体の問題として認知され始めています。私はこれまで教育分野で活動してきて、「日本の教育を良くするためには、教育/子育ての関係者人口を増やす必要がある」と確信しています。

生徒はもちろん、保護者の方、地域住民や地域企業の社員の方など、学校のステークホルダーと言える多様な人たちが、先生たちの置かれている状況を理解しながら、自分ごととして学校運営に関わっていく。そして学校の先生たちも、よりオープンな姿勢でこうした協力者の方たちの力を生かし、例えば授業のカリキュラムデザインなど自分たちにとって本当に大切なことに集中する。

そうした状況をつくり出すための最初の一歩が「学校の先生たちと、学校の協力者になりえる人たちが、お互いを知る」ことです。

この思いはゲーム開発にも反映されているようで、登場するキャラクターも
・やってみなはれ校長
・ベテラン体育教員
・元気印生徒会長
・熱血野球部部長
・うるさ型PTA会長
・地元大好き自治会長
・やり手地方議員
といった具合で、教師や生徒だけでなく、地域や親といった学校運営の周辺パートナーの存在も登場していました。

まずは高校版

現在は高校バージョンのみですが、今後は小学校や保育園バージョンも検討中とのこと。

また、まだこのコロナの影響もありゲームを体験できていないですが、おそらく振り返りが大事なものだと思うので、そのあたりの声や事例も増えていくといいなと思います。

教え・教わるという構造自体も、これまでの社会で当たり前だったもの。学生の段階から、「そもそもなんでこの科目って勉強するんだっけ?」「学校ってなんでこうなってるんだっけ?」といった俯瞰して、教わるを超えた学び方というのも大事になっていく気がしました。

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