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【1005】SDGsの認知率最新版_電通調査

ここ数年、SDGsに関する番組やイベントも増え、SDGsセミナーのファシリテーションをしていても、SDGsの認知率が上がっている印象があります。
電通さんが、この度SDGsに関する調査の最新版を発表されたそうです。

このnoteをはじめてからの1000日間で、認知率が徐々に上がってきていることは実感していましたが、この1年での変化はさらに加速度的な変化があるようで、

【主なファインディングス】※2
① SDGsの認知率は86.0%で、昨年1月の第4回調査※3から30ポイント以上伸長。2018年2月実施の第1回調査からは約6倍に。

② 「内容まで理解している」という回答は、前回調査(2021年1月)から約1.5倍にあたる34.2%へと伸長。10代は初めて過半数を超えた。

③ SDGsを認知している人のなかで、実践意欲が高い層は36.9%。この層へ訴求するには、具体的な事実やSDGsとの関連を示す情報を提供し、理解・共感を獲得することが必要で、メディアでの話題性とともに第三者評価の重要性も明らかになった。

④ SDGsの実践意欲が高い層のなかでも、「Z世代※4」はジェンダー平等への関心が高く、SDGs関連イベントへの参加意向や関連商品・サービスの消費意向も高い。インフルエンサーや広告の影響を受け、SNSや家族・友人との会話で情報が共有される。

⑤ 生活者は、積極的にSDGsに取り組む企業に好印象を持つだけでなく、その企業が提供する商品やサービスへの利用意向も高まることが示唆された。

上記リリース内より

とのことで、認知率で86%。しかも1年で30ポイントも上昇しているそうです。1年前には「とうとう50%を超えた!」というニュースになっていたように思いますが、2人に1人以上が知ってるという状況を1年も過ごせば、知らない方が非常識になるような、閾値を超えた1年だったということかもしれないですね。

内容理解の割合も伸び、積極的に取り組みたいと考えている人もZ世代を中心に増えている状況。
確かに、自分が高校に出向いてSDGsの授業をする機会に感じることとして、
■1年前:SDGsを聞いたこともない人もチラホラいる
■今年:聞いたことがない人はゼロ。場所によっては、そこそこ知ってる認識の人が多い。
という変化もあるかもしれません。

就職活動の相談をされる場では、確実にSDGsや社会貢献・社会との向き合い方という言葉をよく聞くようになったし、その想いの強さも良くなっているように思います。
高校等の授業での取り組みから、サステナブルな事業のあり方に目覚める方も多いのかもしれません。
大人、頑張らないと。ですね。

電通さんの調査結果は、その他の内容も含めて参考になるので、ぜひリンク先を御覧ください。

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