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【0911】第5回ジャパンSDGsアワード:株式会社エルコム

第5回ジャパンSDGsアワード、受賞団体を見てましたシリーズです。※まだ外務省のページでは受賞理由などは公開されておらず、各社の取組と発表内容を調べてみた限りの内容になります。

特別賞:株式会社エルコム

特別賞5つ目は、ゴミのコンパクト化やプラスチックの再資源化・エネルギー化などをてがける、株式会社エルコムさん。

「お客様と地球に喜んでいただけるものづくり」がエルコムの創業の精神であり、今も変わらない原動力となっています。
社名”ELCOM”は、地球(Earth)と人(Life)のコミュニケーション(Communication)を表しています。地球と人が共生している未来のために、次世代の子供たちがエルコムで働きたいと思える会社を目指し、パラダイムシフトの発想を基にものづくりを行っております。

上記サイトより

という社名そのものが、すでにサステナビリティを考えた事業として名付けられているそうです。

○e-PEPシステム

今回受賞した理由としてあがっている取組が、「有効活用が困難な漂着プラスチックや複合材を、その地域のエネルギーとして活用する、地産地消のエネルギー循環モデルの構築」というもので、そのシステムがe-PEPというものだそう。

プラスチック自体は本質的には悪いものではない。使い終わった後の処理が問題だっただけ。そのため、廃プラをちゃんと自社でリサイクルしていく仕組みを作ったよという内容。

事業所単位で設置できる小型のサーマルリサイクルが可能な設備になっているそうで、今のシステムに接続しやすい構成だそう。

スーパーとかの単位でも入れれるのだとしたら、あのスーパーで回収しているお惣菜パッケージ等はエネルギー資源になるかもしれないということかもしれないですね。

リニアエコノミーからサーキュラーエコノミーへの転換のあいだの移行期間や、どうしても汚れたプラスチックというのは一定量存在してしまうので、サーマルという選択肢は非常に重要な取組なのでは。と思います。

○他にもサーキュラーエコノミーに必要な設備たち

その他にも、プラスチックのサーマルリサイクルでは、ペレット化などでの再資源化のための設備

ゴミ自体を破砕したりコンパクト化する設備

なども展開されていて、サーキュラーエコノミーに移行していくために必要なものたちを取り扱っていらっしゃるようです。

e-PEP同様、これらももしかすると小型化で既存システムと接続しやすい。みたいな特徴あるのかもしれないですね。

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