【0230】SDGs✕Tech:TOAワールド・ツアーTOKYO①
ドイツのSXSWと言われるTOAについてと衣食住などのライフテックについて語るイベントに参加してきました。
コロナ問題が叫ばれる中でしたが、なんとかの開催。体調が悪くなった人は直前でも払い戻すから来ないで!というご案内や会場各所に消毒液を置いたりなどの対応でした。国の方針も、この開催後に一気に厳しい要求になったので、非常に迷われた中でのギリギリでの開催判断だったと思います。
いやー、なんで開催すんねん。とも思いましたが、
開催してくれてよかった。ほんと良かった。それくらい、学びがありました。
LIFE TECH:衣食住でサステナブル
様々な企業が登壇されていましたが、どれもテーマは衣食住にまつわるもの。それぞれの分野でサステナビリティをテーマにしたチャレンジをしている企業がご登壇されていました。
プログラムはこんな感じ
それぞれどんな企業が出ていたかと言うと、
Cabin One
プレハブで作った簡易ハウスを提案している会社です。
モビリティ社会になってきた今の社会で、「不動産」という動かないことが当たり前で持ち家という考え方が変化しつつある。
Where is HOME?という問いが生まれ、さらには
What is HOME?という問いが生まれてくる。
その答えは、住んでいる家の場所だけが答えじゃなく、「仲間と集える空間」というものも答えになるだろうし、「小さな頃におばあちゃんが作ってくれた大好きなシチューのあの匂い」というのも答えになる。
モビリティ時代にはどこでも家になりうる。
放浪し続ける人というのはすでに発生していて、ノートパソコン一つで世界中を旅しながら働く人もいる。
眠る場所と住む場所は実はわけることもできて、その境界は曖昧になってきている。
そうすると、面白いマーケットが登場する。
エアビーが人気なのは、日本の感覚だと安いホテルという考えもあるけど、
家のように泊まれるホテルという考え方で人気ということもあるそうです。
良いホストに恵まれると、その感覚は確かに感じれます。
僕も第二の故郷にしたいなと思えるような場所は確かにありました。
不動産がどう変わっていくのか、
一番変わりにくいものがどう変わるか
場所に依存しない住宅という需要にどう対応していくのか。
そんな時代に、変化しやすい自分らしい家の持ち方ということで作った事業だそうです。
(書いてたメモをオラオラで貼ると長くなりすぎますね。)
Infarm
こちらは、スーパーマーケットの中で野菜を育ててしまい、究極の地産地消を実現する企業。
光や湿度などの気象条件も、地道な研究をベースに改善していて、
しかも栽培状況をクラウド管理しているので、今後のデータベースもより良くなっていく代物のようです。
ベルリンでは大きなスーパーで導入されているようですが、日本でもこんな取組があったらいいなと思っていたら、なんとその場で、日本への導入が発表されていました。
JR東日本からの資金調達で紀ノ国屋さんというスーパーに並ぶそうです。
面白いのはこのチームに運送会社さんも入っているところ。普通は輸送を減らせる事業だと思うんですが、そこに運送チームもジョインしているというのが、ステークホルダー全体への利益を考えられていて良い座組なんだろうなと思いました。
他にもたくさん
ベルリンからの企業は上記。あとは日本の中でのLIFE TECHな事業の方々が登壇されていました。そこでも非常に面白い話が多かったので、続きはまた明日、書こうと思います。
2020.02.28その②を書きました。