【0175】第3回ジャパンSDGsアワード:大牟田市教育委員会

本日も第3回ジャパンSDGsアワードの受賞団体を調べてみたシリーズ。昨日に引き続き、教育関係です。

SDGsパートナーシップ賞(特別賞):大牟田市教育委員会

教育委員会としては、全国初の受賞だそうです。

大牟田市教育委員会と市立学校が取り組んでいる「持続可能な開発のための教育(ESD)」がSDGsの達成に貢献するものとして、特筆すべき功績があったと認められたものです。

とのことで、上板小学校と同じくESDへの取組に力を入れているようです。

大牟田ESDコンソーシアム

大牟田市教育委員会を中心に、ユネスコスクール・大学・企業とともにコンソーシアムを立ち上げてESDに取り組んでいるそうで、下記のようなWEBサイトがありました。

大牟田市教育委員会が中核となり、福岡教育大学、福岡県教育委員会、参画企業及び諸団体等の協力を得ながら、市内のユネスコスクールの「持続可能な開発のための教育(ESD)のさらなる充実・深化を図るとともに、九州地区を中心とした全国や海外のユネスコスクール、及びユネスコスクール以外の学校との交流を図り、ESDのさらなる普及発展に期することにより、グローバルに活躍するために求められる資質・能力をはぐくむESDの幅を広げ、学校に限らない広範な普及を図り、国際的視野を持つグローバル人材の裾野を広げることを目的としています。

とのことで、地域だけでなくグローバルということを意識したESDの取組のようです。

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世界文化遺産を教材として「海洋教育」を通じたESDなどを行っているそうで、コンソーシアムでは各小学校・中学校の毎年の取組が共有されていました。

各校で、海洋教育・パラリンピック(オリンピックも)の起源の学習やパラリンピアンとの交流・地域との交流と福祉など、各学校で自分ごと化して教育に落とし込んで実践しているようです。

市全体の教育が同じ方向を向いていると、エリア全体での共通認識が育ち、豊かな考えを持った人が育ち、その人達がまた街を育てる好循環を生みそうです。

九州は魚町銀天街や大牟田市、他にも糸島市なども話を軽く聞いたことがあるので、色々なチャレンジに溢れたエリアなのかもしれません。

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