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【0278】期間限定:映画「エディブルシティ」公開中

6月30日までの期間限定で、エディブルシティという映画が無料公開されています。

※個人視聴用です。有料での上映会を開催の際には上映料が発生するそうで、申し込みたい方は以下のサイトからいけるそうです。

サンフランシスコでの食を通じた地方創生の話

エディブルシティというタイトルから、はじめヨーロッパの話かな?と思っていたのですが、アメリカのサンフランシスコを舞台にしたドキュメンタリー映画です。

現在の食のシステムが、無駄に工業化されすぎていて、大切なことを見失っている。食べるということにちゃんと向き合っていけば、それを通じて地域を良くしていくこともできる。というのを実践されているお話。

サンフランシスコと聞くと、シリコンバレーなどのイメージでITの成功者たちだらけで所得も高い地域のイメージがありますが、そういったエリアでも治安の悪いエリアというのは存在するそうで、空き地も多いし、犯罪も多い。そんな場所で、地域の「食」との向き合い方に変化を起こすことから、エリア全体を改善していけるという実例。しかも地域にとどまらず、それを市や州に広げるといった政治的な運動にまで発展しているそうです。

食を通じて、教育もするし、健康にもつながるし、貧困解決にもつなげる。治安をよくするまちづくりにも。
しかも、工業的な農業ではない分、農薬や輸送のための化石燃料も使わない。そんなチャレンジの記録です。

一見ヤンキーに見える男子が、「スムージーを二杯もらいたい」という理由で草刈りを手伝ったり、その手伝いの延長でもらえる「いちご」を通じて、いちごに含まれる栄養価の学びを得たりする。

あ、そういうことでいいんだね。と思わせてくれるし、
だけど、この一歩を踏み出せないんだよね。と突きつけられる内容です。

一番気に入ったフレーズは、タイトル画像のこちら。

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もし、このまま同じことをやり続けるなら、それが社会になる。

です。

良くないことも良いことも、同じことを続けることは社会になる。
肝に銘じて、日々の行動を見直したいなと思いました。

エディブルシティについては、詳しいレビューを下記の方が書いてくれています。

https://riceball.network/?p=942

発信元のエディブルメディアさんのFacebookページもリンクしておきます。


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