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「マイ・ブロークン・マリコ」

「プロミシング・ヤング・ウーマン」と同じ様な親友の死をきっかけに物語が進むsisterhoot物の映画 日本の場合はこんな風になるんだって思った映画

あらすじ

自殺した親友のマリコの遺灰を散骨するために旅に出る女性の物語。
主人公のシノは、ある日突然幼なじみのマリコの死を知らされます。シノは、マリコが自分に隠していた苦しみや秘密を知りながら、彼女の最期の願いを叶えるために旅に出ます。
この映画は、友情や家族、愛や死といったテーマを深く掘り下げています。マリコの過去や現在が交互に描かれることで、彼女の複雑な感情や人間関係が浮かび上がってきます。シノとマリコの姉妹のような絆も、とても感動的です。

この映画は、原作は漫画で、第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した作品です。
自殺という重いテーマを扱っていますが、決して暗いだけではありません。シノとマリコの笑顔や楽しいエピソードもたくさんあります。そして、シノは旅の終わりに、自分の生き方や幸せについて考えさせられます。
ラストシーンでみせる表情がすべてを現してる。

「プロミシング・ヤング・ウーマン」と違って復讐に行くわけではありません。彼女の自殺について自分が納得できる理由を見つけにいくだけで社会を変えようとかそういうのはないけど、最後に何かは変わったけど変わらない日常はずっと続いていく。


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