『地球の限界』を考えてみよう。それは・・・(15)

車好きの皆さんには、少し古い情報も織り交ぜながらになりますが、
その経緯を知って戴きたいので、既存情報ですが、お読みください。
 
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1)ルノー EV「ゾエ」
  ルノーのコンパクトEV、『ゾエ』新型を発表…航続1.3倍に
1回の充電で最大390kmを走行可能
最新のルノーデザイン
9.3インチの大型タッチスクリーン
2019年6月19日(水)18時30分

ルノーは6月17日、コンパクトEVの『ゾエ』(Renault ZOE)の新型を欧州で発表した。
ルノー ゾエは2012年後半、フランスで発売された。欧州Bセグメントに属するコンパクトな5ドアハッチバックEVだ。フランスを中心に、欧州主要国で販売されている。2018年は欧州で3万9458台を販売し、前年比は26.1%増と2桁増を達成した。
1回の充電で最大390kmを走行可能
このゾエが、およそ7年ぶりにモデルチェンジを行い、欧州で新型が発表された。新型は2世代目モデルとなり、ルノーの新世代EVパワートレインを搭載する。
新世代のEVパワートレインは、モーターが最大出力136hp、最大トルク25kgmを獲得する。従来の最大出力109hp、最大トルク23kgmに対して、27hp、2kgmの強化となる。パワフルなモーターを得た新型ゾエは、0~100km/h加速10秒以内の性能を発揮する。80~120km/hの加速タイムは7.1秒で、従来比で2.2秒短縮している。

バッテリーは蓄電容量が52kWhと、従来の41kWhに対して、およそ27%大容量化した。この効果で、新型ゾエは1回の充電で、最大390kmを走行できる(WLTP計測モード)。従来の300kmに対して、1.3倍の航続延長を可能にしている。
バッテリーの充電に関しては、出力7kWの家庭用充電器で、およそ9時間25分。300km走行分のバッテリー容量なら、およそ8時間で充電できる。出力50kWの急速チャージャーを利用すれば、145km走行分のバッテリー容量を、およそ30分で充電可能だ。
最新のルノーデザイン
新型のデザインには、ルノーの最新デザイン言語を導入する。クローム処理されたフロントグリルの中央には、大きなルノーのダイヤモンドバッジを配置した。表面は3Dの「ホログラフィック」デザインを導入する。このバッジは充電ポートを兼ねており、タイプ2のACプラグと、50kW急速充電器用のコネクターの両方に対応している。
新型はフルLEDヘッドランプを標準装備する。C字型のデイタイムランニングライトを組み込んだ。リアには、LEDテールランプを装備。中心から外側に向かって光る流れるウインカー、「ダイナミックインジケーター」を採用している。
9.3インチの大型タッチスクリーン
インテリアは、ダッシュボードにシートと同じ柔らかい素材を部分的に使用し、暖かく快適な雰囲気を演出する。100%リサイクルのシート素材も選択できる。このファブリックは、プラスチック廃棄物(PET)などの素材から作られている。
ダッシュボードの中央には、ルノーの「イージーリンク」(EASY LINK)マルチメディアシステムをレイアウトする。最大で9.3インチの大型タッチスクリーンを採用。スマートフォンとの連携は、Apple「CarPlay」とグーグル「Android Auto」に対応する。「イージーリンクアプリ」をスマートフォンにダウンロードすれば、車両の充電状況が遠隔で確認できる。

ドライバーの正面には、10インチのTFTインストルメントクラスターを装備する。このディスプレイには、環境に優しい運転を支援するエコメーターが配される。さまざまな情報のレイアウトをカスタマイズすることもできる。ナビシステム装着車では、10インチのTFTインストルメントクラスターにターンバイターンの表示を行う。
エレクトロニックギアセレクターを新設計した。「ZE」のロゴ入りクロームスイッチに、運転モードセレクターを配置する。回生ブレーキを強化して、アクセルペダルのみでのワンペダル運転を可能にする「Bモード」が選択できる。
スマートフォンのワイヤレス充電はオプションだ。従来のハンドブレーキに代わって、電子パーキングブレーキを標準装備した。これにより、センターコンソールの収納は2倍に増えた。携帯電話、タブレット、携帯ゲームなどの機器を充電するために利用できるUSBソケットが2個装備されている。
《森脇稔》
 
 
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