横溝正史「びっくり箱殺人事件」はユーモアあふれる異色作!
戦後間もない 1948(昭和23)年1~9月に、月刊読売という週刊誌に連載された、横溝作品の中ではさほどメジャーではない推理小説。
長編で、ページ数は約300P。
従来の横溝の作風とは大きく異なる、とてもユーモアにあふれた作品です。
こんな方が、読者にピッタリ
(1)横溝正史に1ミクロンでも興味のある方
(2)横溝正史のメジャーな小説は読んだが、それ以外はあまり読んでいない方
(3)コミカルな小説が読みたい方
あらすじ
時は戦後の東京。
劇団「梟座」の興行主任・熊谷久摩吉