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iPhoneアプリを配布したい〜Apple Developer Programへの契約の流れ

iPhoneアプリの配布には、Apple Developer Programへの契約が必要です。以下に、契約の手順をわかりやすく説明します。

1. Apple IDの準備

まず、Apple IDを作成します。すでに持っている場合はそのまま使用できます。

  1. Apple IDの作成ページ(appleid.apple.com)にアクセス。

  2. 指示に従って必要な情報を入力し、Apple IDを作成します。

2. Apple Developer Programの登録

次に、Apple Developer Programに登録します。

  1. Apple Developer Programのページにアクセス。

  2. 「Enroll」 をクリック。

  3. Apple IDでサインインします。

  4. 「Start Your Enrollment」 をクリック。

  5. 「Account Type」 で個人(Individual)または法人(Company/Organization)を選択。

個人の場合:

  1. 必要な個人情報を入力します。

  2. 開発者契約に同意します。

  3. 年会費の支払い情報を入力し、支払いを完了します(99 USD)。

法人の場合:

  1. 会社情報を入力します。D-U-N-S番号が必要です。

  2. 法人としての証明書類の提出が求められることがあります。

  3. 契約者(Contract Signer)の確認後、支払いを行います。


3. 開発者としてのセットアップ

  1. Apple Developerアカウントにサインインし、契約が完了していることを確認します。

  2. 「Certificates, Identifiers & Profiles」 のセクションで必要な証明書を作成します。

    • 「Certificates」 では、アプリの署名に必要な証明書を作成します。

    • 「Identifiers」 でアプリのバンドルIDを設定します。

    • 「Profiles」 でプロビジョニングプロファイルを作成します。

4. Xcodeのセットアップ

  1. Xcodeをインストール(まだインストールしていない場合)。

  2. Xcodeの「Preferences」でApple IDを追加します。

  3. アプリプロジェクトを設定し、Apple Developerアカウントを使用して署名とプロビジョニングを行います。

5. アプリの提出

  1. アプリをXcodeからビルドし、App Store Connect に提出します。

  2. App Store Connect にログイン。

  3. 「My Apps」 で新しいアプリを追加し、必要なメタデータを入力。

  4. 「Submit for Review」 をクリックしてAppleの審査に提出します。

6. アプリの公開

Appleの審査が完了すると、App Storeにアプリが公開されます。審査の結果は、App Store Connectで確認できます。

補足情報

  • 登録には支払いが発生するため、クレジットカードが必要です。

  • 法人の場合は、社名と登録名が一致していることが求められるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

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