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【体験型学習】池作り活動_Vol.1

雲ひとつない快晴の空だった5月3日。
ゴールデンウィークの半ばに、
池作り体験を開催しました。

年中児から小学校4年生までの異学年が集まり、
お母さんたちも一緒に
池作りの穴掘りから池枠の設置までを行いました。

■体験型の学習とは・・・?

通常の学校教育は、「学ぶこと=教わること」
という暗黙の前提がありますが、「学び」のあり方は多種多様に存在します。
参加型体験学習の醍醐味は、
参加・体験を通して「教わるのではなく、自ら学ぶ」という子どもの主体性を引き出すことができるところにあります。
教室を飛び出した体験は子どもの感性をひらき、新たに触れた価値観の中で知的好奇心を高めるきっかけづくりに繋がります。
まさに、Casa dei Bambiniにおけるモンテッソーリ教育の「自己教育力」につながるところになります。

今回の池作り活動においても、
一人ひとり興味関心は異なるからこそ、
子どもの関心に応じた学びから自己教育力を高められるように
おとなは、子どもに指示をするのではなく
「観察」、「環境づくり」に徹し、池作り活動を行いました。

■池作り活動について

初日のGOALは穴掘りと池枠を囲うための石集め。
早速作業が始まると、、、
学年が上の男の子たちは、協力いただいた九州造園の藤田さんから説明を受けると、すぐに穴掘りを開始!

低学年の子達は、一生懸命穴を掘るお兄ちゃん達を観察しながら、自分のできることを探す時間に。

穴掘り作業に一生懸命の子どもたち

その後、近くの公園に石を探しにお散歩

「これはどう?」
「こんなに大きい石あったよ!」


石集めを頑張る子どもたち

皆で一生懸命、自分の頭と同じくらいの大きさの石探しに奮闘しました

穴掘りも完了し、いよいよ池枠の設置作業。
池枠の形に合うように穴の大きさを調整しながら
池枠を設置し、水入れ作業


池枠の設置作業

バケツリレーしながら池に水を入れて
いよいよ池作り活動も終盤です。
終盤に近づくと、学年が小さい子どもたちも
「私もやってみたい!」
とスコップをもち、活動に仲間入り


「やってみたかったんよね〜」
と上の子たちの姿を真似しながら、池作りに奮闘

みんなの力が合わさり、無事に池が完成しました!!


完成した池を見ながら、
「この池の中に何の生き物いれよっか!?」
と子どもたちの中で会話が膨らんでいきました。


池の周りをデザイン

一人ひとり、興味関心は異なります。
池作りをする過程においても、
やってみたい作業、自分自身ができるかなと感じられる活動、関心分野はまったく違います。

自ら現場を観察していきながら自分ができること、
やってみたいことに挑戦し、楽しみながら活動をしている姿に
子どもの主体性と「できる!」という可能性を感じました。

完成した池の写真

また、保護者の方々も
一方的な声がけでコントロールするのではなく、
子どものありのままの姿を受け入れ、観察してくださったことに感謝いたします。

■【動画】活動の様子

↓池作り活動の様子は下記のリンクから動画もご覧いただけます↓


次回の活動は、
完成した池枠に水を流すためにポンプを設置していきます!


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