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プレースタイルは欠点から作れ



欠点が一番分かりやすい


0から自分の強みを見つけるのは極めて困難です。
自身のプレーを理解できなければ武器は作れないからです。

プレースタイルを確立するのに一番手っ取り早いのが
自身の欠点をあぶり出すことです。

パワー不足、足が遅い、スタミナ不足etc…
自身のフィジカルから来る欠点であれば

【パワー不足→ショットのバリエーションで補う】
【足が遅い→ゆっくりなペースに持ち込む】
【スタミナ不足→早くポイントを終わらせる】

このようにカバーができます。

視野が狭い、飽きやすいなどの性格面の欠点であれば

【視野が狭い→一貫性のあるプレーをする】
【飽きやすい→多彩なショットを駆使する】

このようにプレースタイルを確立できます。

自分の長所よりも欠点の方が聞かれたときにパッと出やすい
目に見える欠点からプレースタイルを作っていきましょう。

強みを磨くなら弱点から逃れろ


【弱点を避ける】
これが強みを見つけるための一番近道です。

試合で勝つことを目的にする以上
弱点を狙われるわけにはいきません。

弱点から避けようとすればそれをカバーする技術が身につき
それが戦略・戦術につながります。

バックハンドが苦手なら無理やりフォアで回り込む
そうすればいつしかフォアが強みになるでしょう。

苦手と上手く付き合うことが
武器を見つける一番の近道です。

自分の成功例

私の場合は基本ショットに苦手意識はありません。
以前の記事で書いた通り弱点を潰してきたタイプなので
プレーに穴を無くすことを取り組んでいました。

穴がなく堅実なプレーが得意な反面
ビックショットで決める派手さは持ち合わせていない。

1発で決まらなければ1ポイント間は長くなり
体力を消耗してしまう。

その弱点を補うために身につけたことが
いろんなショットを使って相手を崩すということでした。

苦手を潰したことでショットの選択肢が増えて
相手に合わせて攻め方を変えることができました。

自分にビックショットがあったら今のプレーに行き着かなかったでしょう。



欠点の裏返しが最強


どんな物事も表裏一体です。

1つの武器に秀でた選手は裏を返せば
その武器でしか戦えないし、
一見完璧なオールラウンダーは
これといった武器がない。

弱点と強みが明確に分かれてるなら
強みを前面に出していくプレーをすればいいし、
万遍なくプレーができるなら
戦況に応じて柔軟にプレーを選択する幅を持てばいい。

完璧がないからこそ欠点を裏返して
自身のプレースタイルを確立させましょう。


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