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レヴューに参加できる権利を得た

Bonjour! 文明歌です。

印象に残ろうと、あえて印象に残りにくい名前の読みを決めた記事を公開してしまったことを後悔しています。

出来れば、「文明歌は記事を定期的に書いている人」みたいな印象を付けたくなかったので書くつもりはありませんでしたが、折角なので記事にまとめてみようと思った出来事があったので書くことにしました。

さて、事の発端は1つのツイートでした。

「レヴュー服の上掛けを留めている星のボタンのような商品を見つけてしまった」

という内容のツイートになるのですが、これが思いのほか伸びてしまい……。
取り返しのつかない事になりました。いや、何も奪われていないし、何も取り返すつもりは無いんだけど。

お願いだから絵を伸ばしてくれないかな。切実に。


ちなみにこちらのツイートに関してなのですが、商品は私自身が発見したものではないんですよね……。勘違いされている方が居たら申し訳ないです。

丁度TLに流れてきたつゆさんのツイートを拝見し、「自分の環境でも調べてみたら本当にあった!しかも金色版!」というだけの独り言なんです……。
ただの呟き。(それが本来のツイートの用途だけれども)

しかし何故か私の方が拡散されてしまい……。
本当にすみません。私もここまで注目されるとは思っていなかったので、ツイートが軽率すぎました。

この場を借りて謝罪させていただきます。



さて、こちらの商品なのですが、よく見てみるといくつか怪しい点があります。

まず、『商品名がブランド名から始まっていない』点です。

Amazonの出品には一定のレギュレーションがあり、そのうちの一つに「商品名をブランド名から始める」というものがあります。
(正確には商品のカテゴリごとに多少差異はあるようですが)

これらを確認することで、その出品者が信頼できるものであることを簡易的に確認することが出来るというライフハックです。

その点、こちらの商品はそれに準じておらず、
・レビューが少ない
・商品画像が少なく、ネット上で同様の画像を使用した商品が他にも見られる
・出品者が聞いたことのない名前

という点からも、こちらの商品が実際に我々の想像する「それ」であるかという不安な印象を抱いていました。


なので買う事にしました。


逆に画像と全然違う商品が届いたら面白いじゃん?ネタに出来るじゃん?と思い、他人のパクツイみたいな事をして視線を集めたのならその責任だと思い買ってやりました。

そしてツイート後、かなりの拡散がされ、ブックマーク数がとんでもない事になっていました。買うつもりでしょうか。
やっぱり皆舞台少女になりたいんじゃん!


数時間後、ふと気になりAmazonの商品ページを開くと……


商品が一時的に売り切れてました。



やっぱり皆舞台少女になりたいんじゃん!


在庫は1日後には復活していましたが、それにしても凄い。
自分のツイートで在庫が無くなる経験ってあまりに無さ過ぎる。

商品が画像通りである確証が無かったのもあって、代わりに私が購入して結果をお伝えしようと思っていたのですが、その前に売り切れてしまったので「大丈夫……?違うものが届いても……」と思っていました。

舞台創造科の人たち怖すぎる。





届きました

届きました。ツイートから3日後くらい。

郵便受けに入っていたわよ。
外出する予定(玄関より外に出る事を外出と認識しているので、荷物を受け取るのも立派な外出です)は無かったのですが、折角なのでスタァライトのポップアップショップにも行くついでに受け取ろうと思いました。


さて、まずは開封していきましょう。

中身は丁寧に梱包材(プチプチ)で包まれた中に、チャック袋に入れられておりました。


色味調整無し

実際に届いた商品はこちら。


!!!!!!!!!!!!!!!!!!


画像通り過ぎる。
というか、画像通りを超えて、我々の想像していた「それ」過ぎる。

私の調べた限りではゴールドが1種類(15mm)しか無く、念のためと思い購入していたシルバー(25mm)もあります。
左がゴールドで、右がシルバー。
さらにその右にサイズ比較用の神楽ひかりも添えてあります。めばスタ持ってない人には伝わらない画像ですね。

写真からは伝わらない感想を言います。

まず造形に関してですが、完璧です。
商品の概要欄に「日本製」と書かれており、私はこれを穿った目で「中華製品によくあるあれか……」と思っていましたが、どうやら本当そうな作りをしている。
ゴールドは10個入りだったのですが、10個とも造形に差異や不良品が無くとても丁寧。

また、個人的には手に持った際の重量感がしっかりとあるのも良いポイント。ボタンとしては重いのはデメリットかもしれませんが、チープなものよりは断然こっちの方が良い。「金属風」ではなく、本当に金属をしている。

また、それなのに金属特有の臭いが全くしないのもとても良かった。
袋を開けた時の臭いや、手で触った後に臭うことが一切なく不快感が無い。
小銭よりいいぞこれ。小銭よりこっちの方が優秀である。これを通貨として使った方がメリットが多い。

他には、Amazon発送ではないため発送に2~3日ほど掛かると記載されていたのですが、3日後に到着したのも嬉しい。



写真から分かるように、この商品にはカラーがゴールドとシルバーの2種類あるのですが、どちらが「それ」に近いかと言われると、個人的にシルバー(25mm)かなと思います。

やはりサイズが大きいのが強い。
20mmの方は買っていないので分かりませんが、ゴールド(15mm)の方はかなり小さいです。

1円玉より少し小さい。MoR表紙の"REVUE"の左に書かれているロロロのマークくらい小さい。いつものハンドクリーム一瓶、クロスタウンのサーモンサンド、マクベスの文庫本、二ポンド硬貨11枚、腎臓一つ分よりも小さい。
当たり前だろ。


という訳で、シルバー(25mm)に金色の塗装をするのが一番「それ」に近くなりそう。
という結論に至りました。

舞台少女願望があり、舞台少女未満の皆さんは是非シルバー(25mm)を買って塗装してみてくださいね♪

では、文明歌でした!







……とはならず、私も舞台"創造科"であるので、何かしらの想像的な工程を加えずして舞台創造科とは名乗れません。

塗装をしていこうと思います。そのために記事にしています。
塗装後に改めて感想をお伝えして、その後にみんな買ってくれよな。
いくら商品画像が「それ」だからと言って、いくら安いからと言って、軽率に怪しい商品を買ってはいけませんよ!

私はAmazonに蔓延る中華製品を買うのが趣味の一つなので、皆さんもそうだというのなら、まあ、否定はしませんが……。


さて、塗装にはまず塗料が必要です。
当たり前だけれども、なぜこんな事をわざわざ書いたかと言えば、私はこれを言われなければいけない程塗装に対する知識が無いからです。

無知です。ただし、なんとなくプラモデルで塗装の工程があるという事を知っていたので、電気屋になら売っているのではないか?と思いポップアップショップの帰りに寄る事にした。

無知なりにもプラモデルの販売場所くらいは知っているのでそこへ向かう。
すぐ隣に塗料は売っていました。初めて知ったのですが、塗料って蓋の色が塗料の色をしているんですね。分かりやすくて感動しました。
(今思えばマーカーなども同じ仕様なのに私は馬鹿なのか……?)

しかしまた、ここにして無知故の障壁に衝突します。
・なんか筆で塗るやつとスプレーで塗るやつがある
・スプレーってエアブラシを別で用意する必要がありそう

あまりに愚かな疑問にオロオロ(愚か、だけに)し、売り場一帯をうろうろ(オロオロ、だけに)していましたが(三層式ギャグ)、スプレー缶タイプの塗料を発見し解決しました。
やっぱりあるんですね。良かった。

色について、割と種類があり、ゴールドの他にダークイエローやメタルゴールド、チタンゴールドみたいなものもありましたが、分からなかったのでゴールドを購入。ゴールドのみを購入。

ゴールドを手に取りレジに向かう最中、これって下塗りみたいな"何か"とか塗った後に上からコーティングする"何か"が必要なのではないか……?と思い始めていましたが、思ったところで、商品売り場に戻ったところで無知故に何もしようがないのでそのまま会計。



では、シルバーのボタンに直でそのまま塗装をしていこうと思います。
今回使用するのはこちら。
タミヤカラースプレーのゴールドです(キラーン)。


クソデカスプレー(夢の中のような画質)


スプレーは室内でやると終わる、というのと吹く前にシャカシャカするという知識はあったので、ベランダにボタンを配置して塗料を吹きかけていきます。

シャカシャカするの楽しい。グラフィティ描きたくなりますね。

ちなみに下に紙を敷いておいて本当に良かったです。
敷くつもりは無かったのですが、郵便受けでボタンを受け取るついでに入っていたチラシがあったので、それを使用。

かなり周囲まで色が付くんですね。危なかった。ベランダが金色になるなんて、楽しいじゃん!と思っていたけどなわけが無い。挙句色んな方面から怒られます。嫌だ~;;

最初は表側だけで良いと思っていたのですが、最後に1つだけ裏側もスプレーを吹きかけています。
塗装経験のある方からしたら当然だと思いますが、先に裏側から塗装した方が絶対良いです。裏塗って乾いたら表に塗るべき。

では塗布した金色が乾くまで数時間、待ちに入ろうと思います。
私はこの待ち時間にアドカレ用の記事を書いていますが、皆さんは記事なので待ち時間を体験する事なく結果が見えてしまいます。
それだとあまりに不公平であるのでCMを挟みます。

行ってきたショップの写真です。


「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」POP UP ショップ
名古屋 近鉄パッセ 5F

レヴュースタァライト、POP UP ショップ!
スタァライトのポップアップショップに行くのは初めて。少し前にあったアニメイトの小さい限定コーナーみたいなものはあったけれど。
本当はお金が無いので行くつもりは無かったけれども、心の中では「行く理由」を探していただけのようで、丁度星のボタンが私を導いてくれた。
素敵な理由。で結局私は散財をしたのだが

どこも遠い事に変わりはないですが、一番近い名古屋に行ってきました。
ショップには誰も居ませんでした。ゆっくり落ち着いて見ることが出来たのは嬉しいですが、誰もスタァライトに興味ないんだ……と思い悲しくもなりました。名古屋は都会だと思っていたので、都会ならもっと人居るんじゃないの?と思いましたが、この前の名古屋舞台挨拶で小山さんが「地方にも来られて……」と言っていたので地方らしいです。私からしたらどこも都会だよ!

華恋のアクスタとモーテル風キーホルダーを3つ買いました。
華恋は私の生活に絶対に必要だったので買うのですが、キーホルダーは当初2つの予定だったのですが、レジにて「2000円毎にノベルティのポストカードが付くのですが、お会計3500円で宜しいですか」と言われたので急遽1つ追加しました。

今思えば、お金が無いから2つにしていたのであって、ノベルティの存在を知らないから2つにしていたのではない。やらかした。

み、みんなっ……。こっち見ないで///

等身大も初めて見てきました。皆可愛い~!

𝑳𝑶𝑽𝑬ですね。𝑳𝑶𝑽𝑬 𝑪𝑯𝑼...。
こうして並べて見ると、天堂さん身長高い!双葉は小さいですね。私がハムスターに対して抱いている「踏みつぶしそうで怖い」という感情をここでも抱きそうになりコワ~と思いました。嫌すぎる。私をバイクで轢いてくれ

全体的に、へ~と思いながらまじまじと見てました。
今まで知らない作品の等身大が飾られているのは見たことがあるけれども、好きな作品だとこんな感情になるんだ……。

誰もストアに居ないとは言え、ちょうどレジから視線の通る位置だったので、ちょっと背中くんが気まずくなり早めに退散。


「よければ」と店員さんに言われボードも書いてきました。言われなくても書こうとは思っていた。(反抗期)
どこも遠いとはいえ、名古屋が一番行きやすい(交通費がそこまでかからない)ので、名古屋来てくれてありがとうと添えておきました。
声に出した方が伝わることを知ったので、もっと地方にも来て~!と思い。
通販も後日あるとはいえ、やっぱり等身大とかノベルティとかあると嬉しいしね。

しかしこういう場所で、一発書きの絵を描ける人がすごすぎる?!
これは皮肉では無く、消せない、ボードマーカー、壁に書く、人に見られているという究極に描きにくい環境で書ける、書き始められる勇気が凄いですね。

私は100回くらい失敗のラフを繰り返したのちにやっとまともに見られる絵が生産できるレベルなので難しいです。
簡易的に神楽ひかりを添えておきました。このレベルですら描くの緊張した。

CMおわり。




乾燥した感想


撮影スタジオ:自宅ベランダ

綺麗~!

こんな綺麗な瞳をした人がいたら惚れちゃう、というくらいの。
キラッキラで、つぶらな

では無いのですが、下塗り無しにしてはかなり綺麗に仕上がっているんじゃないかと思います。

夜にスプレーを吹き、惰眠を貪りながら夜明けとともに乾燥するのを待っていたのですが、朝目が覚めたら下に敷いていた紙が吹き飛んでいて焦った。

寝ている最中ポトポト音が聴こえて、雨の音かと焦ってスマホで天気を確認したら「強風」と出ていたので、「なんだ強風かあ~……」と二度寝しましたがそれでももっと焦るべきだった。


色味調整無し

ゴールド(15mm)と比較した画像はこちら。

元々ボタンが「アンティーク風」として売り出されていたのもあり、深みのある金色はやはりゴールドの方が強いですね。

それに比べ、金色に塗装したシルバーはややマットな質感に仕上がっていると感じられます。

左上に並べられている裏向きのボタンですが、左側が裏まで塗装したもの、右がシルバーそのまま(塗装無し)の裏側になっています。

何層も重ねて丁寧に塗装する場合はまた結果が変わるかもしれませんが、この程度の塗装だと裏側は特に必要無いかな、といった感じでした。
画像を見て分かる通り、案外違和感が無いです。

元より黒めの色が付いている事、表(金色)の印象と光の反射で金色に見えます。逆に塗装した方は少し汚く見えてしまっていますね。
普通は裏側は見えないので、手間などを考えても裏側は塗装しないのが正解だと思います。


『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』10話

塗装したものはアニメの星ボタンの3Dカットの質感に近いのかなという印象がありますね。

下地やゴールドを吹いた後にコーティングの類をしっかりすれば、かなり近付くと思います。

ボタン自体の形に関してアニメとの比較ですが、
アニメの方が星の形が丸っこく膨らんでいるのが分かると思います。

『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』皆殺しのレヴュー
『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』競演のレヴュー

アニメにおける星ボタンの造形は劇場版のカットでも見られますね。

今回私が購入したボタンは全体的に尖ったシャープな形をしており、凹凸もそこまで無いので『完全再現』という訳では無さそうです。

残念。でも公式とは無関係な商品でありながら、ここまで近い商品が販売されている時点で凄いと思います。




というわけで、無事私は星のボタンを手に入れることができ、レヴューへの参加権を手に入れたという話でした。

いかがでしたでしょうか。
塗装に関して知識の無い人でもそれなりのクオリティで近づけることができ、手間もそこまでかからないコスパの良い概念?グッズ制作になっていると思います。

何より、「普通のボタン」として使えるクオリティなのが有難いですね。
いや、普通のボタンとして販売されているので、それが当たり前なのですが。

塗装をせずにそのままアンティーク風のボタンとして使うもよし、塗装をして使うもよしです。オタクって、「その作品を知っている人にしか伝わらないさりげなアクセグッズ」好きじゃないですか?(偏見)

周りから舞台創造科だとバレることなく、ひっそりとスタァライトを身近に置いておける良いアイテムだと思います。
折角なので私はいい感じに鞄とかに付けておきたいと思っています。

舞台少女になってレヴューに参加したい舞台創造科の皆さんは、是非購入されてみてくださいね!


以下、AmazonのURLを貼っておきます。




余談①


勝手に宣伝失礼いたします。

次回のワンフェスにて、ゆさんが「星のボタン(真鍮星)」の再販を始めとした、様々な魅力的なスタァライトグッズを販売してくださるようです!

星のボタン関連で丸々被っていたのでご紹介させていただきましたが、ボタンの造形自体はこちらの方が断然近いです。

丸みを帯びた星の凹凸、汚れの無い綺麗な金色の輝き。
まさにキラめきを燃料とした本物の舞台少女によるレヴューに相応しいと言えます。

自身で真鍮を磨くタイプのボタンも販売されるみたいで、心が躍りますね。
前回は行けずに後悔していたので、今回こそは行けるといいな……。

ご興味のある方は、是非ワンフェスに参加されてみてはいかがでしょうか♪




余談②


今回記事で取り上げさせていただいた商品「星のボタン」に関してですが、こちらの商品を出品されている方を「怪しい」と評したまま終わる事は流石に宜しくないので、併せてご紹介させていただければと思います。

こちらの商品を販売されているのは、ケイ.スピリッツ』様です。
Google検索をしたところ、しっかりとHPがありました。
Amazonの出品者名に不自然な余白がある事から偏見的な先入観を抱いてしまい申し訳ございませんでした。

ケイ.スピリッツ様はボタンを中心に、日本製の商品をお値打ち感の価格で販売されているので、大場ななさんや衣装制作担当の舞台創造科の方は他の商品もご確認されてみてはいかがでしょうか。


こういうボタン類や手芸関係のものって、一度見始めると沢山欲しくなってきますよね。

サイズ感がどれも可愛らしいし、一つ一つの値段が安いのもコレクション的に集めたくなる。既製品にちょっとしたアレンジを加えるだけでも「唯一無二」が簡単に誕生してしまうので、手軽に満足感が得られて嬉しいですね。

この機会に皆さんも手芸どうですか。コスプレ用の衣装、作ってみたりしませんか。

ボタン買ったよ!こんな風に飾ったよ!という方いましたら、是非Twitterで画像を投稿してみてくださいね!私が真似するかも。作ったは良いものの、ボタンのオシャレな使い方、思いつかなくて……。