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【感想#1】2022年のしめくくりに、ハッピーエンドはいかが?

今年も残すところあと3日となりました。
2022年、どんな1年を過ごしましたか?

“仕事でがんばって評価もされたけれど、ここ1ヶ月は気持ちが折れる事ばかりでとても締めくくれる気分ではない…”

“プライベートは片手で足りるほどしか友人と出掛けられなかったけれど、どれも素敵な思い出になった。欲を言えばもう少し出掛けたかったな…”

“去年あれだけがんばって落とした体重なのに、じわじわとリバウンド。…やばいことだけは理解している”

“もっとたくさんの作品を観たかった!まだ行ったことのないシアターに行きたかった!”

この時期になると1年間を振り返って、いろんな気持ちがこみあげてきます。
自分に甘くなりがちなわたしでも、2022年は少し悔しさが残る1年になってしまいました。スッキリした気持ちで2023年を迎えたいのに、モヤモヤと心が晴れない…。
こうなったらめちゃくちゃにハッピーでキュンとする素敵な映画をシアターのスクリーンで浴びて、五感フルで幸せになるしかない!
ハッピーなニューイヤーを迎えるために!!

そんな想いから出逢った作品…

クリスマスをひとりで過ごすというリスナーにクリスマスソングのリクエストを歌い上げる、歌手のガンのラジオからはじまる物語は14人の登場人物それぞれが主人公のホリデーストーリー。

『ハッピーニューイヤー』(2021)
監督:クァク・ジェヨン

舞台であるホテル【エムロス】は、クリスマスと新年を祝うホリデームードに満ち溢れていた。


15年間秘め続けていた想いがついに実るか――ホテルのマネージャー・ソジンは、占い師から「今年告白される」と告げられて、想いを寄せる親友スンヒョが告白してくれるのではないかと期待で胸がいっぱいになっていた…

公務員試験に落ち続け恋人にも愛想つかされてしまったジェヨンは、すがる想いで得た言葉からとんでもない思考を携え年明けまでの連泊で【エムロス】に訪れる。

過去のトラウマからか、何もかも偶数であることに異常なほどこだわりを見せるイケメンCEOヨンジン。自宅のボイラーが故障したことにより【エムロス】のスイートルームに滞在するが、そこで彼の心をほどく出逢いが待ち受けていた…

そんな個性豊かな彼らが繰り広げるドキドキとドタバタの138分。
ちょっぴり切なさもあるが、最後には心の内側からじんわりとあたたまるような。そんな安堵感と幸せに満たされる素敵な作品は2022年の映画のしめくくりにぴったり。
ハッピーエンドがだいすきな方!ご安心ください。エンドロールの後穏やかな照明が灯って、ゆっくりと立ち上がり踏み出す一歩はなんとも軽やかで清々しいこと間違いなしです。

作品の中で素敵な言葉に出逢いました。
ラジオパーソナリティーが今年1年の振り返りをしている中で言った、

“自分を褒めてあげましょう!”

その一言。
身体がふわっと軽くなった気分です。
そうだよね、1年間本当にがんばったよ…エライエライ!世界で一番エライ!
リスナーや映画観賞をしている客席にかけられたその言葉は、きっとわたしだけでなくいろんな人に小さな幸せを届けてくれたんだろうなぁ。
素敵な作品を堪能できた上にハッピーな気持ちになれるなんて、お得です…!

あと、個人的に作品に登場するカノンのアレンジがとてもすきです。

五感フルで幸せになるしかない!と決め込んで来たので、映画の後は幸せな気持ちのままシアター12階のダイニングバーへ…
お腹も心も幸せいっぱいで満たされました。


サングリア(白)×えびのジェノベーゼ×青空=ハッピー

シアターのことやシアターグルメについてはまた別の機会に…♪

さて、今年も残すところあと3日となりました。
2022年、どんな1年を過ごしましたか?

映画納めに『ハッピーニューイヤー』を観賞して、ハッピーなニューイヤーを迎えてみるのはいかがですか?

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