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海外遊園地に行ってみよう 準備3

旅程を考える2


どこに泊まろう

少しわかりやすく、仮の旅程を使って話をしてみます。

2005年の旅程を例に

ニューヨークJFK空港に現地夕方に到着します。その日はホテルまでの移動のみとし、翌日のSixflags New Englandになるべく近い宿にすれば翌朝が楽になります。初日は時差ボケもありますのでお手柔らかに。
空港からSFNEまでのルートを見てみましょう。

JFK -> SFNE

だいたい3時間くらいです。実はSFNEも近所にあまりホテルが無いので、手前にある少し大きな街ハートフォード付近で宿を探すことにします。

ハートフォード付近のホテルを検索

有りましたBW。ここにしましょう。翌朝の移動時間も見ておきます。

BW -> SFNE

40分なら翌朝は結構ゆっくりできますね。

さて空港到着時に夕飯を食べるには少し早いし、今日はホテルまでの移動なので時間はありますから、近所でショッピングモール探しましょう。ホテルに着く手前に有ると良いですね。
ありました。

ショッピングモールらしき場所

GoogleMapを見慣れてくると、だいたいショッピングモールがある場所が想像できるようになってきます。

ビンゴ!

1 ウォルマートなどの大型店舗がある
2 レストランが近所に有る
3 駐車場が広い
4 インターチェンジのそば
ウォルマートだけだと食べ物売ってなかったりするので、スーパーマーケットが有ると良いですね。この塊があればだいたいファーストフードもありますし、ファミリーレストランもあります。食うには困りません。

これで決まりですね、この日はハートフォードのBWに泊まることにしましょう。
ただし空き部屋があれば・・・なので、この時点で予約の確認をします。
とりあえず空き部屋の確認だけならオンラインでもできます。

翌日の移動

翌朝はモーテルでのんびりと朝食を食べて、1日SFNEで遊びます。その後のSFGAdvまでの移動ルートを確認しましょう。

SFNE -> SFGAdv

3時間半。ニューヨーク通過するので4時間以上はかかるでしょうね。
SFNEの閉園時間を20:00として、4時間だと24:00。こうなるとホテルにチェックインが遅れるという連絡もしないといけなくなりますね。

ここでひと思案。
Plan A 今日遅くまで遊んで近所のホテルに泊まり翌日朝は早起き
Plan B 今日は21時頃チェックインするので早めに上がって翌日は普通に
ちなみに、都市部は日本と同じように朝夕の渋滞が激しいと考えた方がいいです。準備2の基本ルール通りには動けません。

私の経験上、避けられるリスクはできるだけ避けておく方が良いと思っています。特に海外なので「また来ればいいや」とはなりにくい状況です。
園内滞在時間をできるだけ長くするとしても、それは開園時か閉園時か、その辺は各パークの運営内容や各人の好みにもよるので一概には言えません。
この辺も同行者がいれば、事前に話をしておくべき事ですね。

これの繰り返し

基本的には、この作業の繰り返しで旅程を作っていくことになります。
注意する点としてはやはり時間配分を色々考えておく必要が有るという事です。

食事の時間
食べなくても大丈夫かもしれませんが、体力は確実に削られていきます。特にアメリカは乾燥していて夏場汗をかいてもすぐ乾いてしまうので、気付かないうちに脱水症状を起こすこともあります。(経験談)
自分が思っている以上に体力が消耗していることを考えて、しっかりとご飯は食べてください。

洗濯の時間
旅行中、全旅程分の下着や靴下を持っていくのは全然OKです。でも、例えば汗だくになった下着や靴下そしてお塩を製造しちゃったTシャツを一週間熟成させたいですか?ジップロックするとしても追加するには開ける必要が有るわけで・・・ 洗濯しましょう。
旅程の中盤から後半に洗濯をするための余裕のあるチェックイン時刻となるような日を作っておくと良いと思います。空気が乾燥してるとはいえ手絞りの洗濯物が乾くほどではないので宿にランドリーがある事を確認することも忘れずに。

睡眠時間
特にドライバーは休息と睡眠時間が重要です。日本で運転は慣れているからといっても気を抜いたときに日本と同じ対応をするだけで大事故につながります。
それは、咄嗟に避ける行為。
日本では左側通行なので咄嗟の時にはだいたい路側側の左にハンドル切って避けます。これは双方が左が安全領域と思っているからです。
アメリカでは右側通行です。咄嗟の時に左にハンドルを切ると・・・
寝ましょう。

運転時間・休息時間
前項の睡眠時間とも被りますが、長時間の運転は例え走りやすい車社会の道路だとしても疲れます。特に慣れない右側通行左ハンドル、”右は小さく左は大きく自分が真ん中自分が真ん中”を唱え続ける交差点。
フリーウェイにはサービスエリアもありますし、日本の高速道路と違って無料なので一旦下道に降りても問題ありません。だいたいインターチェンジのそばにはファーストフード店やガソリンスタンドがあります。そしてICの手前には、次のICを降りるとこんなお店があるという看板が出ています。
旅程後半になるほど疲れも蓄積されていきますので、こまめに休みましょう。

出口付近にあるお店案内看板

常に冷静な部分を保つ

つまりは、遊びたいという気持ちだけではなく、そこに潜むリスクも考えながら、無理のない旅程を組むことで全体的に満足できる旅にするという事が重要かなと思っています。
どんなにジェットコースターが好きでも、どんなに遊園地が好きでも、毎日遊んでいれば必然的に飽きが出てきてしまうものです。そこに疲れが重なると更にどうでもよくなってきてしまったり。

一人旅ならリスクは全て自分のせいだし、自分だけ何とかなれば良いのかもしれませんが、同行者がいる場合はその同行者にもデメリットが有るという事を考慮する必要もあります。

つづく


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