🇳🇿ニュージーランド親子留学7日目

小林トリコと申します。
8歳の男の子を育てるワーママです。

今年に入り、働きすぎでバーンアウトしてしまいのんびり自分を取り戻し中です。

今回8日間と短いですが、ニュージーランド親子留学をしています。今回はその7日目です。

オークランド大学キャンパスツアー

エージェントにお願いをして、オプションでキャンパスツアーをお願いしました。
オークランド大学のインターン生（日本人）に1時間ゆっくり案内をしてもらいました。

そのインターンの方は10歳の頃にニュージーランドに移住して、そこから10年そこで生活をしているそうです。来た当初は何言ってるか分からなくて大変だったけど…とのことです。

キャンパスの案内をしてもらいながら、インターン生の子ども時代色々聞きました。

息子も日本語でいくつか質問してました。

オークランド大学の印象

オークランド大学は研究主導型の国際的な大学だそうです。
教育、学習、研究はもちろん、クリエイティビティ、マネジメントスキルが身につき、
知識、地域社会、国内、国際社会に貢献する学生になるというビジョンがあるようです。

ここで学べば、世界どこでもやっていけるという感じでしょうか？

留学生比率は30パーセントとかなり多いです。
確かにオークランドの街に降り立ってからも私たち日本人がいても違和感ないくらい色んな国の人がいます。

大学の中は大講義室のようなものはあまりなく、20人規模の教室がたくさんあります。
構造的に日本の学校のように長い廊下の横に教室が並んでいるという感じではなく、近所の人たちがふらふらと歩いても違和感ない感じです。

特に工学、化学の実験室がガラス張りでオープンなのは印象的でした。まるでキッザニアで化学者として実験しているような感じ。

カラフルで、機器も新しい。
基礎演習の実験設備にお金がかけられるのはいいなぁと感じました。

また自学スペースが至る所にあり、パソコンも使い放題、図書館も書籍の電子化でほぼ本がなく、自学スペースに変わってきているそうです。

学びたいことに集中できる環境が整っていて羨ましいですね。

すぐに将来を決めなくてもいい

何となく海外の大学の学生はやりたいことが明確にあり、それに向けて自主的にめっちゃ勉強してるというイメージがあります。

日本の大学生でも勤勉な人はいますが、
多くは就職のためのステップとしてほどほどに単位をとって卒業しようと思ってるのではないかなという印象でした。

案内してくれたインターン生に進路について聞いてみると、「まだよくわからない」とのこと。

ただそれは日本でよく聞くワードではなく、
「人生は長い、まだ決まらなくても別にいいよね」という「大学出たらすぐに就職」ではないフィーリングでした。

実際入学してすぐ休学して、世界旅行に行ったり、卒業後に海外でアルバイトしに行ったりしてる人も多いそう。

ニュージーランドの人にとって大学は、日本のように自分の人生を生きるために必要なステップではなく、ツールの一つなのかもしれません。

10歳からの移住者に聞く、移住に向けたアドバイス

最後に「子供がこれから移住や海外で学ぶにあたり大事なことというか、心持ちってありますか？」
と質問しました。

①英語が分からないと興味関心領域も広げられないから、まずは英語を学ぶこと

私は英語のサイトや記事を読んで世界が広がったので、これは改めてそうだなぁと思いました。
そして学習が早い方がやはり吸収と定着は早いですしね。

②その子も性格もあるから、外向的だと馴染むのも早く、現地での英語習得も早い。
日本の学校が合わない子がいるように、こちらが合わない人もいると思う。
（インターン生自身は外向的な方だったそう）

合う合わない、こればかりは試してみないと分からないものですね。
合わなかったらじゃあ次どれがいいかな？くらいの柔軟な気持ちで親子でいるのが良さそうです。

③批判的思考やオープンマインドは大学とかに入ってからも学ぼうと思えば学べる

そのインターン生の方は、日本の中学校以降の教育を受けなかったので、比較はできないと思いますが、思考はいつでも学ぶことができ、変えられるとのこと。

これに関しては、海外の学校で学ぶことができれば…と言うことだろうと思います。

日本の公教育で批判的思考は特に難しいですよね。

この辺りは帰国して色々整理して、また書きたいところです。