尼崎市長のボーナスカットとお財布への影響

全市民の住民基本台帳データ入りUSB一時紛失を受けて尼崎市長がボーナス全額カットするそうです。市長のお財布にどれくらいの影響があるのか気になった調べたことを記録します。

結論、尼崎市長の令和2年度年収は約1,700万円(退職手当除く)、カットされる6月期期末手当(約195万円)はそのうち11.5%です。カット後の年収は約1,505万円(退職手当除く)です。蛇足ですが、約46万人の市民に4.2円ずつ返した計算になります。

尼崎市長の報酬履歴(給与、期末手当)は以下のページにあるPDFで確認できます。令和2年度はPDF 26ページの表 13「特別職等の報酬」に記載されています。削減措置がある状態の金額をリンクの下に示します。

■給与
約106万円/月(1,059,300円/月)
約1,270万円/年度(12,711,600/年度)
■期末手当
400万円/年度(4,287,955円/年度)
※6月期 1.70月分、12月期 1.65月分
■給与+期末手当
約1,700万円/年度(16,999,555円/年度)
■退職手当:
2260万円/任期(22,598,400円/任期)
任期=4年

神戸新聞NEXTによると6月期の期末手当は約195万円です。この全額がカットされます。令和2年度と給与・期末手当がほぼ変わらないとすると退職手当を無視した年収に占める減少率は概算で195万円÷1,700万円=11.5%でした。

参考リンク


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