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初めての講演会

エンディングノート フレンドリーさんのzoomをお借りして
5月に講演会をさせていただきました。
話したのはエンドステージフォトとは?
というタイトルではじめて自分語りをさせていただきました。

エンドステージフォトを撮ろうと思い始めたきっかけ
主に看護師を通してのお話でしたが
講演をするまでに自分の過去とたくさん時間を過ごさせていただきました。

写真を見るたびに思い出すことを
ゆっくりとゆっくりと

今までは「看護師辞めたい」とずっと思ってきたこと
それが変化していった過程

過去の自分があるから今の自分があると
再認識できたとても素敵な時間をこの会のおかげで
持つことができました。

終わった後の反響も予想もしていなかった感じでした。
やってよかった。

目の前の人に全力で伝えたい
数日徹夜に近い状態でスライドを作り

読み上げる原稿をものすごい時間をかけて用意しましたが
直前にやっぱり自分の声で
原稿を見ながら読み上げるのではなくて
「ただ伝えたい」と
スライドをめくりながら自分の言葉で話すことに変更しました。

吃ってしまうし上手く言葉にできない講習だったのですが
何人もの方から真剣なメッセージをたくさんいただきました。

私の活動や写真を応援したい
講演をいろいろなところでしてほしい
たくさんの看護師さんに聞いてほしい
嬉しい言葉をたくさんいただきました。

胸に込み上げるものばかりで
泣きながら読ませていただきました。

もちろんですが「見れない」という反応もありました。
大切な方を乳がんで亡くしたからと
見れない理由も一生懸命伝えてくれるメッセージもありました。

全てが宝物

本当に貴重な機会をありがとうございました。
いただいたメッセージを一部ここへ載せさせていただきます

「ライフストーリーを正直に伝えてくれて本当にありがとう。こどもの頃からの夢に真っ直ぐに向かっていったこと、その先の看護学校や医療現場はきれいごとでは語れない過酷な現場だったこと、自分の骨身を削って尽くしてこころもカラダもボロボロになったこと、現場を離れてカメラと出会い写真と向き合っていること、そしてエンディングフォトに命をかけて向き合い始めていること…。 笑ったり、泣いたりしながらも、本当は笑い事では済まされない人のいのちの最期に立ち会っているけいこの優しさと覚悟に少しだけ触れさせていただいた気がしました。」


「生命とは、心から楽しむこと。何を大切にして何を失ってはいけないのか?それを自分の身体を使ってしか味わえない世界があるということに改めて感じさせてもらった時間でした。」

「お話、本当に感動しました。表現することの恐れが、今日のお話を聞いて、少し変わりそうで嬉しいです。」

「大変な時を乗り越えて、新しいチャレンジをし、目の前の人と向き合い続けて得られた今のお姿。キラキラと素敵なケイコサンでした。」

「一晩明け今日も、まだこころあったかいまま。けいこさんが、とても大きく包み込むあたたかさと安心感を与えてくれます。どうやって、スクラッピーけいこが誕生したのか。けいこさん自身が語ってくださったのですが、一本の映画を観たような感覚でした。
沢山のパンチがあるコトバを散りばめられていて、

『どんなものでもゴミじゃない』

『どんな感情でも美しい』

『生きることも死ぬことも分断されていない』

『生命力の放つその人の表現の美しさ』

『その人とちゃんと繫がって撮影したい』

『自分の中にあるものは、安全。出したら、みんなのもの。』

いろんな意見があっていい。出すことは勇気がいる。でもとまっていた時間を動かす力があるかもしれない。みんなに出してほしい!

そのけいこさんのタマシイの声を聞いたとき、

私の中でくすぶっていたものが、ぽっと消えた気がします。人は、そのままでも生きていけるし、かわりたいと思えば、好きなことに出会い大切にする仕方を知ろうとすることもできるんだ。

けいこさんの生き様、体温を感じました。

それは、どんな場面でも。

シワも、肌のたるみも全部。

誰かのために、何かの力をそれぞれが持っている。

最期に向かうとき、いまという輝きは宝石のようでなくても、強く光を放っている。それを見ることができる人とできない人がいるのかもしれない。その瞬間に繋がり、写真という形に残すのが、

スクラッピーけいこちゃんだと思った。写真は生きるを収めたもの。



本当にありがとうございました。

講演会の動画を見たいかたがいらっしゃいましたら(長いですが!)
メッセージくださいね。
限定のリンクを送らせていただきます。


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