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【FGO】サマーキャンプイベント復刻に合わせて、イマジナリースクランブルとの関連性について考える。

事件簿すっ飛ばしてまさかのサマキャン復刻ですね。
まだ5月やぞ、ステイホームだからせめてFGOでキャンプ気分味わってくれってかぁ???
まぁいいや。ぐっさま〜。

サマキャンについての個人的解釈

 サマーキャンプは徐福が虞美人を殺す為にあらゆる「死」を仮面に観測させることで、「不死の可能性」を潰すことを目的とした物語です。
 その裏でマスターを守ろうとするアビーちゃん、よからぬ事を考えてるキアラちゃんがそこに絡んでくる形ですね。
 あんまり全面に押されていませんでしたが、いい感じにクトゥルフしてましたね。
 アビーちゃんが事前に召喚されてる時点で危ない!アクセル全開!状態ですけど……

時系列①

 サマーキャンプはこれ単体でストーリーが完結するものでもなく、続編の可能性も示唆されている。

時系列的には

インド
→イマジナリー
→ギリシャ
→サマキャン
→曼荼羅

配信順は

2019/06/15 インド配信
同年  /12/18 アトランティス配信
2020/01/01 楊貴妃実装
同年  /04/09 オリュンポス配信
同年  /08/17 サマキャン配信
同年  /11/11 イマジナリー配信
同年  /12/04 曼荼羅配信

 コロナの影響がなくても配信順自体はこれになってたはずだと思います。

時系列②

 インド行って、船の試験航行をして、ギリシャに行って夏にキャンプをして年末に曼荼羅への招待状を貰うという流れだ。

 基本的にFGOはシナリオで縁を結んだ(結ぶ)キャラがガチャに入るようになっている。
 ならばイマジナリーは年越しイベントで行っても問題は無かっただろう。しかししなかった。
 メタ的なことを言えば水着アビーがスクランブルに登場する都合上、サマキャン後になってしまったとも言える(シナリオでは未来の姿の前借り的なこと言ってた気がするけど)。
 しかし別にアビーちゃんは神さまモード(3臨)で十分水着っぽいので別に未来の姿の前借りをする必要がない…。
 ならばイマジナリーがサマキャン後にされたのは別の理由があるからだろう。

イマジナリースクランブルとサマーキャンプの比較

 次に両イベントの比較をしようと思う。
--------------------------------------------------------------
     イマジナリー   サマキャン
場所    虚数の海     山
項羽    参加       不参加
虞美人   不参加      参加
BBちゃん     参加       不参加
アビゲイル    不参加      参加
-------------------------------------------------------------
 とりあえずこのくらいにしておいて、共通点としては水着鯖が特攻対象(イマジナリー中にはいないはずのサマキャンも含めて)であり、クトゥルフを題材にしていることが挙げられる。
 水着イベントではなく実質4.5章のイマジナリーにサマキャン鯖が特攻にいるのは少々不自然である。
 更に項羽と虞美人の扱いが真逆なのも面白い。どちらもイベントシナリオのキーマンでる。なぜサマキャンに項羽と始皇帝が行けなかったのは気になるがそれは一旦置いておく。

両イベントにおける伏線のようなもの

・どちらもクトゥルフ系イベント
・BBちゃんの「次に水着を着るとき」発言
・奪われた仮面の行方
 L亜種空想樹を有するリンボには仮面は不要
 L2つ目の聖杯はカルデアに回収されたが仮面は回収されていない
・クトゥルフ系のイベントで、キングの「シャイニング」をオマージュしながら、同作者がクトゥルフを題材にした「ミスト」に触れていない。

 仮面は最初リンボが持っていったのかと思いましたが、そもそもリンボは亜種空想樹持っているのだから仮面を奪うなんてリスクを負う必要がないんですよね。
 更に仮面を奪った理由は「仮面に残る死の利用」、曼荼羅においてこの死が使われた覚えがない(ないだけであったかも知れない)。

項羽と始皇帝

 比較の項で触れだが、項羽と始皇帝がサマキャンに参加出来なかった理由を考える。
 始皇帝は、徐福が表に出てこなくなるとかそんな感じで説明できる。が、なぜ項羽は参加したら特異点成立が確定してしまうのか。
 考えられる事としては、「項羽を使った虞美人の肉体的、精神的殺害を仮面に蓄積させてしまう」、「項羽のコンピューターで仮面が完成してしまう」、とかですかね。後は舞台装置に早々気づいてしまうとか。
 どちにも共通してとんでもねぇコンピューターを持っているのでその辺が鍵っぽい?

アビゲイルとBB

 この2人はそれぞれのイベントのサポーターのような立ち位置ですね。そして両方ともクトゥルフに関連している。
 これだけだとそこまで接点ないですけど、イマジナリースクランブルの視点で見るとちょっと変わりますよね。
 時系列はサマキャンはイマジナリーの後のお話です。

アビゲイル

 こんなこといってるけど簡単言えば
「大冒険を経験した将来の霊基を先取りしたよ」
 ってことですね。
 どう考えてもサマキャンですね。

 因みに「行きて帰りし」はある線を境に「あちら側」と「こちら側」を行き来する事、よくある物語の展開のようなものです。
 FGOは日常であるを「こちら側」から人理焼却や地球白紙化という線を超え、人理修復という「あちら側」へ進み、日常(こちら側)へ帰ろうとする物語です。ミクロな話では特異点や異聞帯の攻略も「行きて帰りし」物語です。
 来者は訪ねてくる人や将来と言った意味です。
 …ん?
 上では「大冒険を経験した将来の霊基」と言いましたが、時空連続体の奈辺…即ち「時間軸のどこか」といっています。
 なら「来者」は将来という意味ではなさそうそですね。「前借り」って言ってる時点で未来の可能性であることは十分伝わりますし。

 であれば来者とは「訪ねてくる人(=降臨者、フォーリナー)」を指していて、「行きて帰りし来者」は境界線を行き来すること…窮極の門より訪ねてくる者、アビゲイルのことをであるといえます。

 結局面倒くさい言い回しですが「大冒険を経験した将来の霊基を先取りしたよ」ってことに変わりはないですね。はい………。

………

……………

 「行きて帰りし来者"の"装い」これって要は「カルデアのアビーじゃないアビゲイルの可能性から引っ張ってきた」てことですよね。
 通常アビーは鍵、夏アビーは門って言ってるし……。そういや夏アビーのいたあのホテルはABの境目……。



 面倒くさいので考えるのをやめた。

BBちゃん

 イマジナリーではアリバイ証明の為に主人公に協力するBBちゃん、解決後にお仕置き部屋で楊貴妃からあれやこれやと聞き出して

 この問題発言である。

 この問題発言があったからサマキャンより後にイマジナリーが配信されたんじゃないでしようかね。
 イマジナリーを先にやってしまうと「次に水着を着る時」=サマーキャンプになってしまう。
 だがサマーキャンプの後にイマジナリーを持ってくる事で「次に水着を着る時」=来年の夏イベにすることできる。更に水着アビーを出して「前借り」と言わせることで「イマジナリー→サマキャン」の流れが自然に連想させられて、両イベントの繋がりも作ることができる。
 ここで言う繋がりは「クトゥルフつながり」ってことですね。

サマーキャンプのクトゥルフ

 いろいろありますが面倒くさいので人魚だけに絞ろうと思います。

 にわか知識のクトゥルフよりもこちらの方が詳しいので気になる方は是非一読をオススメします。

 本題の人魚の話に戻ります。
 なんで人魚がクトゥルフ?って思う方もいると思いますが、この快楽天ビーストリリィのモチーフとなったと思わしき作品「SIREN」に関連してます。ん?そんな事知ってる?ウルセー。

 SIRENをネタバレ込みで言えば「人魚食っちゃった奴が不老不死だけどなんとか死ぬ為にとんでもないことをやらかした」です。
 その人魚くった奴のモチーフはもちろん八尾比丘尼です。そのキャラの名前は八尾比沙子です。モロやんけ。
 はい、そしてこのSIRENは和製クトゥルフ作品です。

 キアラ

キーキャラのアビーがクトゥルフをモチーフにしていて、対抗馬として存在する人魚キアラにクトゥルフ要素がないのはおかしい。
 キアラは海の底で「人魚を食べて回復した」といい、回復してから「浮上した」。
 イマジナリーのサブタイトルにも「浮上」と言う言葉が入ってますね。
 しかし冷静に考えてほしい、イベントステージは山だ。中央に巨大な湖はあるが「海」はない。ならキアラが逃げ込んだ海とは?

 僕はキアラは虚数空間に単独顕現スキルで逃げ込んだのだと思います。そしてそこにいた人魚を食らい回復してまた山へ単独顕現した。
 しかし本来虚数空間には何も存在しないはずです。まして生物など。
 イマジナリーは虚数空間にクトゥルフ前線基地の作成とハスターとタコの和解を目的にしていました。
 その前線基地も同イベントで白紙に戻ったはず、なのに「人魚」がいた。SIRENは和製クトゥルフという話をしました。そのなか出てくる人魚は「堕辰子(だたつし)」という世界の裏側の存在です。
 SIRENをモチーフにしてると思われる設定で、これの流れを含んでないとは考えにくい。なら、この人魚はこの世の者ではないでしょう。

人魚の正体

 人魚の話の前に情報を整理します。

イマジナリー(虚数空間前線基地化失敗)
→BBちゃん、楊貴妃からいろいろ聞き出しなにか企む
→サマキャン特異点発生、キアラ仮面にやられる
→キアラ、海(虚数空間?)に逃げ込み人魚を食べる
→回復後に浮上

こんな感じですね。

 では本題、人魚の正体とは?

 僕はこの人魚はBBちゃんが作り出した物だと思います。
 もしこの人魚がクトゥルフ由来ならキアラのクラスはフォーリナーになっていたはずです。霊基消滅寸前から食って回復したのですから。
 それが現実は「ムーンキャンサー」です。しかもBBちゃんのイラストを塗り替える特殊演出です。

 以上のことをふまえて僕が考えた流れはこうです。

BBちゃん(星4)が虚数空間にBBちゃん(水着)の霊基の一部を転送
→ニャルラトホテプの因子を含むBBちゃん(水着/使い魔)はそこで使い魔を量産、虚数空間の一部に海のテクスチャーを貼る
→その使い魔を逃げ込んで来たキアラが食い虚数海の底で回復まで待つ
→浮上

 これならあの異常なクラスカード書き換え演出も説明がつきます。キアラ(アルターエゴ)がBBちゃん(水着/ムーンキャンサー)の霊基を元に復活した。だから実質BBちゃん専用クラスのようなクラスカード柄がキアラの姿に書き換えられたのだと。

 BBちゃんはサラッと虚数空間を利用する「漁夫の利」、そして自らの霊基を使用する「幻霊対処」、私欲は使い魔に単純な命令、思考ルーチンだけ与えておけばいいでしょう。

 そして着々準備を進めていたら、キアラに食われた。

どんまいBBちゃん

 キアラの名前出してフラグ立てたのがよくなかったね。
 こうして2020年、BBちゃんの最新水着お披露目会は延期になりましたと。ですがニャルがそん事で諦めるとは思えませんので、今年は来ますね。はい。全部食べたとは思えないですし。

奪われた仮面

 この仮面を奪ったの誰ですかね?リンボにしては手が汚いし、爪が緑じゃない。
 こいつ、もしかしてキアラに食われた人魚(ニャル)の残りカスか?
 そしてこの世界の変化ってなんですかね、イマジナリーでも似たようなセリフがあったけど

 これがどうなるのか今から楽しみですね。

BBちゃんのアリバイ

 こいつ何のためにアリバイが必要なの??

 イベントの裏で何かやろうとしてた?

 ニャルを虚数空間に送り込むとか?

 イベントの途中であった普通じゃありえない「ホームズの思考放棄不貞寝」となんか関係ありそうじゃない?
 あの解説空間も夢でホームズはニャルが変身していた姿で、思考停止不貞寝っていう口実のもとフェードアウト、その後虚数空間へアクセス。
 夢での出来事なのでダヴィンチちゃんたちは覚えてない、主人公サイドはそもそもホームズがそんなことになってたことを知らない。
 BBちゃんは主人公のサポートをしていたので無関係(を装う)でアリバイが成立する。

 どうでしょうねー。

 復刻イベントであの仮面の続報があるといいんだけどなぁ。追加シナリオとか。
 多分今年の夏イベントに持ち越しだろうけど、ワクワクが止まらいですねぇ〜。

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