8.要望の検証

前回の記事では安全なトイレのためには安心感を得る必要があるとし、いただいたアイディア4項目を記載しました!
①清掃当番表の見える化
②通路に監視カメラの設置
③警備会社によるパトロールと通報機能
④有料トイレの設置
上記に関して今回は掘り下げていこうかなと思っています。

①清掃当番表の見える化
これは清掃や備品の補充がされているよというアピールに加え、付近をパトロールしてくれている安心感も得られるという話でした。そういった面でいえば③の要素もありますね。
そしてこれは少し趣旨は違うかもしれませんが、防犯対策と似ているのかなと思いました👀
空き巣対策に鍵を開けづらくすると住人に見つかる可能性が上がるため家屋への侵入する可能性が下がったりするように、なにかしらやってはいけないことを行動する際には、人目は避けたいものです。
そのため、トイレに誰かが来るかもしれないという可能性を残せるというのは、犯罪率の低下に貢献するのではないかなと思います。
加えて備品補充の名目があれば長時間出てこない個室に対して「トイレットペーパーたりていますか?」と声掛けをおこなうことができます。
ただし、24時間いつでもというわけにはいきませんので、日中の対策が主になってくるのかなと思います。また、担当する人が異性の場合、声をかけることで別のトラブルに発展する可能性もあることを考慮しなくてはなりません。

②通路に監視カメラの設置
これは効果は一定数あると思いますが、その分出費も嵩むものだと考えます。加えてイタズラや故意の破損を防ぐためには高さが必要になってくるため、設置場所の天井を高く設計する必要があり、公園トイレや公衆トイレに対し、どこでも設置できるものなのかは少し疑問符がつきます。
しかし、犯罪抑制の威嚇としても証拠としても十分な能力を得られるので、ランニングコストがしっかりと回収できる目途が立つ場合はぜひ設置してもらいたいですね💡
私の古い認識では下記引用記事のように、監視カメラとはセットで監視ルームが必要では?と考えてるのですが、いまってそのあたりどうなんだろう?
いつも誰かに見られている、超監視社会ロンドン | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト (nikkeibp.co.jp)

③警備会社によるパトロールと通報機能
これは商業施設や病院などにある緊急ボタンの設置と、プロによる警備で安心をグッと得たいという意見からですが、たしかにそういったプロフェッショナルの方がいると、例えば不審者や危険物がみつかった際や、悪意ある人にトイレへ連れ込まれた時にもすぐに助けが呼べます👀が、例えば板橋区内だけでも229か所ある公衆トイレを警備するというのはどうでしょう?
世界大会などで人が押し掛ける場所であればパトロール巡回のサービスはすでにあるようですが、費用面を考えると難しい気もしますね…。
緊急用のボタンは渋谷駅のモヤイ像の近くのトイレがそうだったと記憶しています。
外にパトランプがついていて、中で警報をおすと光って周囲に教えてくれる。
ただ、あれが一度使われているをみたことありますが、周囲の人もどう対処していいのかわからず戸惑っていたので、もし採用する場合は同時に通報に対してどう対処したらいいのかを啓蒙していくべきかもしれませんね。

④有料トイレの設置
最後に有料トイレですが、公共性や緊急性が必要な際にそこを利用できない問題がある限り、公園や公衆トイレでの設置は難しいのではないのかなと最初に思いました👀
そのため、例えば周辺の近い場所に無料の公共トイレがあるといった条件つきならば設置もできるのでないかと思いつつ、高機能化に伴う運営費を賄えるほどにそのトイレが使かわれるのかの保証が難しい場合、なかなか設置に踏み切れないのではないかと考えました。

以上、いろいろな資料を拝見したうえで自分の意見を記載してみましたが、いかがでしたでしょうか?

以上、次回は「トイレ問題は女性だけの問題か否か」について記載したいと思います👀
ありがとうございました🚻

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