7.安全なトイレの実現には…

さて、公園や公衆トイレに対する考え方を書いたことで、お話しできる裾が広がったかなと思います👀
なので今回は、公園や公衆トイレの安全性をあげるにはどうするべきかをつらつらと書いていきたいと思います。

結果から言えば自治体や地域の協力なしにこれを実現することは難しい

と考えています。

なぜか。
まず、公園トイレや公衆トイレって規定により特定の場所に設置を義務化されてるんですが、ではその機能面やデザイン性はいかに決まるのか?
工務店のお知り合いにきいたところ実は発注される時点ですべて決まっているそうです👀

これは、わたし勘違いしていたのですが、発注時にドーンと予算があって、その予算内で必要な機能をいれていくのかとおもっていました。
それで、渋谷区のようなデザインにこったトイレなどは、依頼を受けた時点でその業者がデザインを提案したり、依頼段階でデザイナーだけ決まっていて打ち合わせて作っていくものだと。

しかし、実際には発注をかけた時点でデザイン案や機能などはほぼ指定済みで、受注された時点でその建物が建つことが決まるそうです。

そしてもう一つは金額です。
トイレ工事ってめちゃくちゃお金がかかるんです。
5000万円~7000万円が相場だとうかがいましたが、バリアフリーで大型のものだと1憶円とかするらしく、さらに加えて水回りの工事や電気工事を行うのでお金がかかると。
なので、もちろん行政などの依頼側も安全で快適なトイレを発注しようとしても、全部の機能を取り入れたらそれだけ金額もあがってしまうため、予算の範囲内でどこまでなら許容できるのか、ここまでは取り入れたい、そのうえでこのようなデザインにしたいという会議を行っているようでした。

そのため、管理を行っているところがいかに動くのかがカギになるのかなと思います。

一番の安心感はやはり見える化

前回に引き続き出会う人や仕事先でトイレの話をしまくっているのですが、最近ではどうしたら安心感を得ることができるのかということに絞って質問をするようにしています。
その中で一番多いのは安心感を得るために見える化をしてほしいという意見です。
何個かアイディアをいただいたのでご紹介です。

①清掃当番表の見える化
例えばコンビニエンスストアや居酒屋へ行った際に、お手洗いを借りるとみかけるのですが、誰がいつ掃除をしたのかが簡素にですが書いてあります。
それをみればそのお手洗いがしっかり見回りされてるのか、清掃されているのかがわかりやすいとのことでした。特定の時間にいけば清掃後のお手洗いを使用できるので安心ができる&トイレットペーパーなどの備品がないということが起きづらいのではないかということでした。

②通路に監視カメラの設置
これは監視カメラがあることで不審者が入ってきて盗撮カメラの設置などを行うのを防げるのではないかという考えでした。警告にもなりますし、なにより万が一が起きたときに証拠にもなりうるということでした。

③警備会社によるパトロールと通報機能
通報機能はデパートや病院にありますが、なかでなにかあったときにすぐに駆けつけてくれる体制があると嬉しいという話でした。それに加えて、警備会社のような専門家がしっかりとパトロールをしてくれれば、病気による事故や犯罪がおきることを防いでくれるのではという期待からいただきました。

④有料トイレの設置
駅などにある有料トイレもかなり評価が高かったです。お金を払うことでそこはしっかりと守られる整備費用や運営費、清掃代が回収できるので、綺麗なトイレを使うには必要な経費と割り切って支払うとのことでした。

公益性の問題で有料化ができない場合は、コインをいれたあと戻ってくる仕組みでもいいそうです。たまにビル内に飲食店がはいってる場所でありますよね💡私が知っているのは渋谷の道玄坂にあるビルの地下に入る美味しい牛タンのお店そうですね。

どの案も一長一短があるのかなとおもいましたので、各アイディアに対する考えを次回書いてみようかなと思います!

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