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ペテ子をシレっと否定する男

ちょうどペテ子がライバーをしていた頃。
マッチングで知り合った男がいた。


そいつも恐らく一回だけペテ子の家に来ている。


ペテ子がマッチングした男とどういう関係を築いているのかは知らないが、
初対面でいきなり男を部屋に入れるペテ子。

私にはありえなさ過ぎて引いてしまう。


事件があろうが知ったこっちゃないし、
あいつを襲う男もいないと決めつけているが、
それにしても無防備すぎる。


そんな初対面の男を部屋に入れたペテ子。

この男も、真面目そうな大人しそうな印象の男だった。
そんな大人しそうな男だが、


こいつはたった1回会っただけで、ペテ子を否定し私にとって忘れられない男になる。



さすがの洞察力を持つ私でも、まだこの時はわからなかった。

ただただ楽しそうに(ペテ子が)部屋に連れて行き、男が黙ってついていく。

ただそれだけの構図を見ていたから、
今日もつまらん男か。と思っていたのに、
人生何が起こるかわからない。と思った。


ペテ子はどうやらこの日、料理を振舞ったようだった。
そして事件は起きたのだ。

その話は、ライブ配信で話していたペテ子の口調そのままここに書きたいと思う。


録音はしていないが、相当強烈だったのでほぼ覚えている。


ペテ子「こないだ知り合った男で、何こいつ!って思った人がいてさ。その人が家でご飯を作ってほしいって言うから、作ってやったんだわぁ。私もさ、料理には自信があったし作って出したんだけどさぁ、

何も、一言も言わずただ食べてるだけで、うまいとも何も言わんの~。
ありえんくない?私もあったま来ちゃったもんでさぁ~、

ねぇ、美味しいとかなんか感想ないの?って聞いたらさ~

あぁ、うん。しか言わなくてさ、信じられんくない!?」


大声で吠えるペテ子。


それは単純にマズイんだということに、なぜ気付かないのか。
普段料理なんて作ってないくせに、よく料理が得意なんてホラを吹けたもんだ。

私の偏見だが、こういうちょっとサイコパスというか、頭のおかしいヤツは、大概自分の都合よく解釈する傾向にあるので、
マイナスな面を認められないのだろう。


まずいんだよ!!と声を出して言いたくなった。
そして、料理なんてしてないくせに、料理が得意と嘘をつくのもペテ子らしかった。


そして、その後白い車の男は、私をまた笑わせる一言を発してしまう。


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