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中小企業診断士 2次試験に向けて勢いをつけたいところだけど、、、

今月初旬に行われた、中小企業診断士の1次試験。自己採点では合格ライン突破だから、10月末の2次試験に向けた準備を進めなくてはいけない。

2次試験の合格率は約20%。1次を通過した受験者の中での二割だ。さらに、1次試験の合格は翌年まで有効だから、昨年1次に受かったけど2次は駄目だったという人が、たっぷり勉強して臨んでくる。1次試験が終わるまで全く2次の準備をしてこなかった私は、あと2ヶ月ちょっとで超絶レベルアップが必要だ。

今年1次に合格した勢いをもってすればどうにかなるはずだと、自己暗示のように信じて2次試験の勉強に取り組むことにした。

でも始めた途端、困ったことに勢いも自己暗示も霧散してしまった。2次試験が、難しい上に対策の掴みどころがないのだ。

1次試験は、7科目あるが全て選択式。それに対して2次試験は、4科目で全て記述式だ。しかも、2次時間は模範解答や採点基準が明かされていない。1次試験の知識をベースに解答することにはなるのだが、インプットからアウトプットへの転換、確実な正答がわからない中での解答組み立て、計算機を使う本格的な簿記・ファイナンスの問題と、あまりに1次から様相が変わっている。どこから手をつけていいものか呆然としてしまった。

問題で与えられる長い説明文と設問から、どのような切り口でうまくキーワードを交えて制限字数以内で、試験時間内に解答をまとめるか。「選択肢から正解を選ぶこと、わからなければ可能な範囲まで絞り込んでカンを働かせること」を目的とした学習を積んで1次試験に挑んだ私には、相当な思考方法の変革と訓練、慣れが必要になる。試しにやってみた過去問は、どうしようもない出来だとしか言いようのないものだった。

もう一つ、心配要素がある。2次試験に向けた学びは、問題の性質上、ある程度時間をかけ机に向かって勉強しないと身に付かなそうなことだ。私は1次試験では、通勤や家事などのスキマ時間を使い、耳からのStudying音声をフルに生かして、薄皮を重なるように少しずつ知識を蓄えてきた。その方法が2次試験では有効に機能する気がしない。

もちろんキーワードの使い方を頭に覚え込ませるとか、過去の設問を読んで傾向をつかむとか、ちょっとした時間にもできることはある。しかし、それではカバー仕切れない部分が相当出てくるはずだ。どうやって日々まとまった時間を確保するかが、相当の難題になる。

とにかく、ただ呆然としているだけでは前に進まない。ボーゼンとしながらでもいま役にたつだろう本を読むことから始めることにした。

本当にゼロから2次対策を始めるための最初の一冊として。

1次試験用に学んだ知識を再整理して、2次でアウトプットとして記述できるようにするために。

そして、2次の会計・財務の基礎対策をするために。 

どこまで前進できるのかはわからない。でも、早々と「今年は無理」と諦めるわけにはいかない。やれるところまでやっていく。





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