中小企業診断士試験の出願書類を取りに銀座まで行ってきた
今は中小企業診断士1次試験の申し込み期間だ。出願書を入手して5/29までに郵便局で受験料を振り込まないといけない。
願書は郵便で申し込むか、全国9ヶ所の指定場所に赴いて手に入れる。せっかくだから、時間を作って銀座にある中小企業診断協会まで取りに行くことにした。多分ここが、日本の中小企業診断士ワールドの中心地なのだろう。
エレベーターでビルを上り、事務所へ向かう。ドアを開けて受付で「願書をいただきに来ました」とやりとりして、事務所の雰囲気もちょっと見ることができるかなと思っていた。
でもそんなことはなかった。事務所の扉の前にパイプ椅子が置かれ、そこに積まれた出願書類を各自が勝手に持っていくという方式だったからだ。オフィスに入ることは、叶わなかった。
簡素簡潔。まあ、この方が応対の手間がかからず合理的だ。
帰路、松屋銀座の横を通った。1階にあるルイヴィトンから長蛇の列が伸びていた。あちこちで聞こえてくるのは中国語。上海や北京にも店舗があると思ったが、日本の方が安く買えたりするんだろうか。
中小企業診断士の一次試験は受験料14,500円。郵便局で多少手数料が取られるはずだから、ざっと15,000円。それなりの金額だ。願書を入手しただけの段階なら、まだ「今年はやめとこう」とすることもできる。
でも、この前は過去問が全然解けなかったとはいえまだあと2ヶ月半ある。当初考えていたとおり今年受験することにした。
願書には、一部科目の免除要件も出ていた。昨年科目合格したケース以外で、この資格を持っていればこの科目は免除できるというものもある。
例えば、
経済学の博士号や公認会計士の資格を持っていれば「経済学」は免除できるとか、弁護士や司法試験合格者は「経営法務」を免除できるとか、システムアナリストやITストラテジストは「経営情報システム」を免除できるといった制度になっている。一応書いておくと、どれも私には縁のないものだ。
免除資格に記載されていた中で、ひとつだけ「すごく頑張れば手が届くかもしれない」ように思えたのは、応用技術情報者の資格だ。とはいえ私は最初級のITパスポートしか持っていない。応用技術情報者を目指そうとしたらそれだけで軽く半年ぐらいかかりそうだ。
しかも仮に取得できたとしたら、免除科目にするよりも、そこを得意科目として総合点の上積みを図るだろう。もし経営情報システムで90点取れたら、他の科目がグンと楽になる。
だから私は、もし万が一科目免除できる資格を取得したとしても、7科目全てを受験することになる。
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