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スコップのおしゃべり日記 〜えんとつ町のプペル大阪〜 いよいよ本稽古スタート! 【day1】

みなさん、こんばんはー。
今、もう12時半近くになっていますけども、
今日はですね、えんとつ町のプペル大阪公演のまぁ稽古初日で、大阪に来まして、今日来まして、稽古をしてきました。

で、今日からマイペースで、自分のできる範囲で、本番、それこそ千秋楽終わるまで、少しずつ、役を掴んでいく姿、みたいなものとかを、まぁあんまり見ることできないじゃないですか。

僕自身も自分の記録として、自分が、阿部よしつぐという人間が、スコップになっていく姿というのを、記録に残して見るのも面白いかなと思って。やってみようかなと思っています。

スコップ日記ということでね、スコップとしての日記みたいな感じで、生配信を、できれば、できればね。あの、僕は無理しないタイプなんで。できれば、毎日続けたいなって思っています。

今日はね、もう12時過ぎちゃいました。
とりあえず11/1から大阪公演が始まりました。大阪公演の稽古が始まりました。

で、今日は、読み合わせと言ってですね、台本をね、みなさんが読むと。
皆さんの声が、キャスティングされた配役された本キャストで読むっていうのを読み合わせというんですけれども、その読み合わせをまぁやってきました。

このえんとつ町のプペルというのは音楽がね、すごく素敵な作品ですけれども、音楽に関しては、歌わずに、全部それをセリフにして読む。そういうことをやりました。

これは演劇を作っていく過程でですね、結構有効的というかね、お芝居を大事にする演出家なんかがよくやる手法なんですけれども、どうしてもね、音楽がすごく、えんとつ町のプペルって音楽すごくいいじゃないですか。ご存じのかたは知ってると思いますけども、なので、どうしても音楽の力によって、なんとなく誤魔けてしまうんですね。

で、そこを、最終的にはもちろん音楽を使って歌って踊ってやるんですけれども、まずは音楽のないところで、俳優っていうものがこの作品を理解して、ちゃんと演じられるのかどうか、っていうところを観たりそこを大事にするために、歌の部分も全部、歌詞を読むっていう稽古を、やったりするんです。

今回の演出家の伊久磨くんは、そういったお芝居を大事にされてるっていうことでしょうかね。

やりました。それを、うん。
で、みんなが読み合わせが終わった後に、ちょっと休憩したのちにですね、演出家の伊久磨くんから、一人一人もうホントに全キャスト。スイングキャストだったり、その他ね、お手伝いで来てくださってるキャストの方にも、全て、もう一人一人に、どうだったー?って言って。

ちょっと感想聞かせてーっていうようなね、割とフランクな感じで、一人一人の思ったこと感じたことっていうのを、言葉にしてちゃんと全員の前でこう、出させるっていうことをね、やってくれました。

で、なぜか僕は一番最後に、、
なんていうんだろう。
一人一人、伊久磨くんが差していくんだけど、なぜか僕が一番最後に。話しました。

いろんな意見が出てて、とっても興味深く感じましたね。
で、えんとつ町のプペル大阪公演っていうのは、再演にあたるわけなんですけれども、一番僕が感じたのは、やはり、原作がまずあって、絵本があって、それが映画化されて、さらに東京公演ていうものがあっての、この大阪公演じゃないですか。

やっぱりね、もうここに来るまでに、イメージっていうのはねだいぶ出来上がってきちゃってるですよね。

キャラクターのイメージだったり、その先代のイメージっていうのが出来上がってしまって、どうしてもそこをなぞってしまうっていうのが、陥りやすいところになってくるんですけれども、やはり、この俳優、役者が演じるっていうのはですね、そんな簡単なことではないんですよね。

要はですねえ、やっぱり再演だろうがなんだろうが、その俳優自身の心がしっかり、こう動いてないとそれはお客様に感動というものはやっぱり伝わらないんですよ。

それっぽい演技っていうのはね、誰でもできるんですよ。それっぽく歌うとかね、それっぽい演技っていうのはね、誰でもできるんだけど、でも、やはりそこのレベルでは、みんな考えていなくて。

せっかくこの大阪公演のキャストっていうのが、押し切って、全取っ替えして臨むわけで、そこで東京公演の俳優さんの真似をしてたところで、作品が良くなるわけがないんですよ。

なので、東京公演は東京公演で素晴らしかった。で、この大阪公演ではそれをもちろんね、踏まえた上で、上で、今回の俳優さんたちが、どういうことに心がこう、動いて、どういうことに感動して、どういうことを感じてっていうのを大事にね、作っていかない限り、感動できる作品っていうのはやっぱできない。

そこはね、すごく丁寧にやりたいなっていうお話を僕はさせていただきました。やーそれにしてもね、この読み合わせ、さいっこうでしたね。

贔屓目に言って、、さいっこうでしたね!
なんなら、もぉ、要はね、僕もそれは言ったんですけど、脚本が、西野さんが書いた脚本が素晴らしいんです。

で、脚本に、要は脚本は絵本とはまたちょっとちがうんですよ。
絵本は絵があってそこに、文字が書かれているあの絵本ありますよね、原作の。

それを映画化して、それをさらに舞台化した時に脚本っていうものに起こすんですよ。

その脚本がね、僕はねえー、すごく感動しましたね。僕も実はね、脚本を書いたりすることもあるので。

いやー西野さんの、あのー脚本。
恐れ入りました。恐れ入りました?日本語あってるこれ?恐れ入りました、違うな。恐れ入りました、あってるか?

いや、素晴らしかったっすね。
で、僕はあのそこで思ったのは、この脚本を俳優陣がしっかりとお客様に伝えられたら。要は脚本に書かれてる、テンポ感だったり、温度感だったりね、そこに込められている愛だったり、そういうものをお客様に伝えることができたらもう、十分感動できるなと思いました。

で、それ以上でも以下でもなくて、もちろん俳優のエゴなんていうものはいらなくて、僕は僕で、脚本をまずは読んだ時のその感動。それを伝えられたら、幸せだなって思ってます。

お客様も絶対感動してくれると思います。
はい。そんな感じっすかね。

で、これからね、ほんとマイペースに僕はYouTube、、
この、えんとつ町のプペルをね、やっぱり大阪公演を盛り上げていきたいと思ってるんで、出来る限り続けて、もうホントに既に弱気ですけど、できる限り続けていきたいなって思って思ってます。

今ね、ここはね、大阪のそのプペルカンパニーが用意してくださったホテルから、生配信しています。

なんでこんな遅い時間に配信してるかっていうと、僕が、それこそ劇団四季に入る前、もう僕が二十歳そこそこの頃から応援してくださってる、あるご夫婦がいて、うん、そのご夫婦が大阪来るんだったらちょっとご飯食べようよっていって、それで今ご飯行って、ちょっとお酒飲んで、いい気分になって帰ってきたところで。

帰ってきて5分後にこの生配信を始めています。ていう感じですね。
ま、あまり内容のない話をしても面白くないと思うんで、だいたいね15分くらいでもう終わろうかなと思ってます。

でね、いろんな方が今日ね、もちろん初めて僕の、、
たとえばマッチのね、ブルーノ、まぁプペルですね。プペルとかね、それからベラールとか、いろんな方の初めての今回の大阪キャストの方の役の声っていうのをね聞いて、まあー幸せでしたね。

そしてね、東京公演の西野さんの演出助手をされていたMOEKOさんっていう方が、今回演出監修という立場で入ってくれてるんですね。

まあ監修っていうとなんかこうなんか監視をしているような、なんか違ったことやってないかっていうような監視してるような感じするんですけと、MOEKOさんはそうではなくて、MOEKOさん自身がけっこうアーティストな方で、今回の大阪公演では、もちろんこの新しいキャストだし、大阪公演の、大阪キャストの、新しいえんとつ町のプペルを作りたいと言ってくださっていて、同時にその、原作者である西野さんの想いとか、そういうものをちゃんと伝えてくださるという立場のMOEKOさんというね、素敵な方がいらっしゃるんですけど。、MOEKOさんからもいろんなアドバイスをいただいて、今日はスタートしました。

まあね、これから少しずつ、僕がこう、徒然なるままに、語っていこうかなって思っています。

ま、今日はね、こんなところで終わろうかな、なんかね、あんまダラダラ喋っててもしょうがないよね。

えーとね、でもね、今日ね、ちょっと待って。
いろいろね、メモしたんですよ。

要は、今日の読み合わせっていう稽古を通して、僕がメモしたことをね、ちょっとね、こう言えるとこ言ってみようかな。

はい。まずね、スコップが、阿部よしつぐの実感として、このスコップのセリフを喋れるように、喋られるようになりたいわけですよ。僕としては。それがもう、究極。ゴール。そうすると、スコップであり、阿部よしつぐであるっていうような、お客様から見た、そういう役作りになるんですよね。僕は嘘ついてないし、でも役にも見える。役が生きてる状態に見えるっていうのはそういう状態かなって思うんですけど。

でもね、「君はあのブルーノの息子か!」というセリフがあるんですね。
このブルーノは主演のプペル、マッチが演じる、ブルーノという役なんですけど、ルビッチのお父さんのね、役なんですけど、マッチとはね、僕劇団四季に入る前に実は一回共演していて、劇団四季に入ってからも仲良くしていて、でも、四季に入る前に一回共演してるだけで、その時彼はまだ演劇学校の学生だったんですね。で、その後実は共演してなかったので、仲はいいんだけれども今回初めて、初めてというか、それ以来かな、それ以来の共演になるわけです。

で、マッチも随分ね、いい歳の取り方をして、すごい素敵な役者さんになったな、いろんな作品でメインキャストやって、いい役者になったなぁーって。これは上からじゃなくて、ただ単に、嫉妬とかそういうことでもなく、ただいい役者さんだなぁーっていう感じなんですね。

で、そんなマッチと、やっぱりそのマッチが演じるブルーノっていうものに対して僕がまだ実感が持てなくて、で、「うわ君があのブルーノの息子か!」っていうセリフに対して、「あのブルーノの」、「あのブルーノの」っていうのが、イメージが湧いてこない。ここをちょっとね、僕は課題だなと思って、これからちょっとマッチを捕まえて、いっぱいおしゃべりして、芝居の話して、お酒飲みながら、「あのブルーノの」っていう所にね、実感が持てるようにしていきたいなと思っております。

いろいろ書いてありますけども、どうしてもね、アニメから、アニメっていうか、絵本からアニメになったものからの舞台なんで、そのキャラクターっていうものが結構明確になっている分、どうしてもキャラをね、演じに行きがちになってしまうと思うんですけど、自分もだしみなさんもたぶん。そうなっちゃうのかなと。

だけどそうなってしまうと、やっぱり、2.5次元のミュージカルと変わらなくなってしまうっていうか、いや、別に2.5次元のミュージカルを否定してるわけじゃないですよ。2.5次元のミュージカルも僕はやってましたから。だけどそうではなくやっぱり、このえんとつ町の世界を、いかにこう、自分の中で、阿部よしつぐの中でリアルなものとして感じられるかどうかっていうことが勝負だと思うんですよ。

これを、エンターテイメントとか、アニメの世界とかっていうものを演じるっていう風になってしまうと、途端にリアリティのないつまらないものになってしまう。

ので、そこはすごく気をつけながら大事にしていきたいなって思っております。生活感のある感じっていうのかな。

はい、なんかいろいろコメントくださってますね。僕今日誰も見ないだろうなって思ってやってたんすけど、意外とみんな起きてましたね。

masa。さん、スコップのテーマさっき聞いてました!!!
ありがとうございます!
とっとことさん、こんばんは。ありがとうございます!
開幕初日行きますよ。ありがとうございます。
吉岡さん、こんばんは。ありがとうございます。
歌詞も読んだのですね。よくやる手法なのですね、うん。
服モコモコですね。これ帰ってきたばかりなんでね、ちょっとはい、まだ脱いでないだけです。
もうほんとだから帰ってきてそのまんまやってるっていうね。
ホントは稽古の前に生配信しようと思ってたんすけど、ちょっとバタバタになっちゃってできませんでした。
"言葉の力"ワクワクしますね✨スコップのナンバー、息遣いも歌詞も大変な中で、よしつぐさんカラーで、さらに魅力的に感じられる。ありがとうございます。
いやこのスコップのナンバーは本当に大変で、息継ぎもかなり苦しい。だからマスクして敬二さんの踊りを踊るっていうのは自殺行為なんですよ。これはもう本当に勘弁してくれって感じですね。
ただ、僕は敬二さんともちょっとお話ししてましたけども、劇団四季として、言葉は落とさねーぞ!と、イメージ全部伝えてやるぞ!みたいな、なんか変なテンション入ってます。
mama unagiさん、こんばんはー、ありがとうございます!
よしつぐさんにとってスコップは演じやすいんですか🤗??
うーん、んなことないですよ。あのね、うーん、演じやすい役、うーん、難しいなー。
スコップはね、あのクロパンってちょっと被るところありますね。ただ、スコップはどっちかってというと、わりと一人で、一匹狼的なところもあると。まあクロパンもありますけども、クロパンってジプシーの仲間がいたりとか、守るべきものがあったりしますよね。
ただ、どこが似てるかというとアウトローなところですね。
スコップはね、いい役ですよ。僕は、、いい役ですねえ。スコップとの出会いっていうのは、もしかしたらクロパンとの出会いと重なるものがあるかもしれないですね。
えーと、mama unagiさんこんばんは。
Color of Seasonsさん、おかえりなさい、ありがとうございます。
とっとことさん、その15分がすぐ1時間になるのが今までのパターンですね。はい。やばい、もう、21分!やばい!もう終わります!そんな感じです。
プペルの話、楽しいです。はい。
娘も聞いておりますよ❗️あ!ありがとうございます。unaちゃん。
早口すぎて、口ずさむことができません
ぜひ、練習してください。

はい、では今日はこの辺で終わりたいと思います。また明日。
明日はね、今度はね、
今日はね、歌の稽古がなかった、、稽古というか歌がなかった分、明日は歌だけを演るという日なんですね。楽しみにしてください。
では、おやすみなさい!
スコップ、酔っ払いのスコップでした。ありがとうございます。おやすみなさい!


ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』大阪公演について


🌟大阪公演のHPはこちら🎩
https://poupelle-musical-osaka.com/

🌟来場チケットの購入はこちら🎫
https://w.pia.jp/t/poupelle-musical/

🌟配信チケットもございます🎥
https://t.livepocket.jp/e/osakapoupelle

🌟クラウドファンディングに挑戦しています🔥
https://camp-fire.jp/projects/view/626682

🌟公式オンラインショップ🥁

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阿部よしつぐについて
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【阿部よしつぐオフィシャルサイト】
https://yoshitsuguabe.com/ 

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【プロフィール】 
阿部よしつぐ  
1979(昭和54)年生まれ。 神奈川県在住。  
俳優、作・演出家、セミナー講師、
日本音楽高等学校舞台芸術コース非常勤講師

→Instagram @yoshitsuguabe https://www.instagram.com/yoshitsuguabe/ 〈主な出演作〉   
2003年 ミュージカル「テニスの王子様」河村隆役 
2011年 帝国劇場100周年記念公演 Les Misérables アンジョルラス役
2014年 劇団四季入団 ノートルダムの鐘 クロパン役/アナと雪の女王 オーケン役 etc…
2021年12月 劇団四季退団

〈主な演出作品〉 
2012年 音楽劇 ウレシパモシリ 
2013年 音楽劇 這い上がり etc... 〈その他の活動〉

講師:日本音楽高等学校 舞台芸術コース非常勤講師 有明教育芸術短期大学 ミュージカルコース非常勤講師 大手メーカー様(管理職向け研修)、大手IT企業様(新入社員研修)他

【阿部よしつぐオフィシャルサロン『irankarapte』】
どんなに辛くても仲間がいてくれたこと。
お客様が劇場に足を運んでくれたこと—— あなたと私のこころが出逢うその一瞬を一生にしたい。 
そんな祈りにも似た気持ちから、
阿部よしつぐサロン『irankarapte』を立ち上げ活動しています。 https://community.camp-fire.jp/projects/view/208380

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