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ロジカルシンキングを学ぼう〜MECEをつかったフレームワークとは〜

こんにちは。
読書部部長の増田です。

私ごとですが、先週までグアムにいました。
南国の風に煽られて、かなりカードを切った気がします。
ちなみに円安の影響もあり、ビックマックが2倍の値段でした。
・・・来月が怖いです。

◾️ 今回紹介する本

さて今回は、そんな南国気分からビジネスモードに切り替えてくれるような本です。

「ロジカル・シンキング」ー 照屋 華子 (著), 岡田 恵子 (著)

20年以上前からのベストセラーです。
コンサル業界ではもうそれはテッパンらしく、いつか読まなくてはと思っていました。

この本では経営コンサルティング会社のマッキンゼー出身の2人が、
課題解決のためのフレームワークを解説しています。

勉強した内容をかいつまんでご紹介させていただきます!

◾️ロジカルであることがなぜ大事か

 そもそも、ビジネスの場ではなぜ論理的な説明が必要なのでしょうか?
それは相手に正しく伝えることがビジネスにおいて重要だからです。

例えば部下にこんなことを提案されたとします。
「今学生にはタピオカが流行っています。主婦にはまだ流行っていません。主婦をターゲットとしたタピオカをつくりましょう」

なんとなく納得できませんよね。
これはロジカルではないからです。

◾️MECEとは

 ここで役立つのがMECEというマッキンゼー流のフレームワークです。
意味は「もれなく、ダブりなく」です、ざっくり。ではさっきの例をみてみましょう。
「今学生にはタピオカが流行っています。主婦にはまだ流行っていません。主婦をターゲットとしたタピオカをつくりましょう」

ここにはグルーピングに漏れとダブりがあります。これが納得のいきづらい正体の一つです。

 まず学生で主婦の方がいますよね。これはダブりです。またここには会社員や個人事業主など他の職業が漏れています。

 つまりこの分け方ではダメだということです。
MECEにするためには年齢、地域、性別など完全に切り分けられるもので分けるべきと本書では書いてあります。

◾️さらにロジカルにしていく

 相手にさらに伝えるためには”How”で掘り下げていくアプローチが紹介されています。

 例えば自社商品のクレームが多いという事象が発生していたとします。
クレームを減らすという仕事を与えられたとします。そうしたら”How”を考えます。
 故障をへらしてクレームを減らす、という思考に至ったらさらに”How”を考えます。そこで製品の納入はアウトソーシングしていたが内省化するという思考をします。
 
上記を繰り返すことで、論理が完成するというわけです。

あくまで技術なんだと思いました。
訓練し身につけたいものです。

最後まで読んでくださりありがとうございました!