サービスのチカラのミナモト #16 どこに行ってもまだまだやっぱり…。

久しぶりのアップです。

弊社の店舗でも全員できているとは言い切れませんが、多くの飲食店で『最初のオーダー』で呼ばれていることが多いです。
お客様の目線に立てば『気がついて欲しいのに気がついてくれない』から恥ずかしいけど「すみません」と呼ぶわけです。
飲食店に行ったら、必ず絶対にオーダーをします。
このときに呼ばれてしまうのは、何もしていないのと同じ。
これならその店頭には券売機を導入し、チケットを購入した方がよっぽど良いです。

飲食業界が他の業界に比べると『下』に見られがちなのは、当たり前のことができていない店が多いからと思います。
普段使いのお店が多いからこそ『わかってよ』『頼むよ』と感じる方が多く、実際にできていない店が多いから飲食業界の価値が上がりづらいのでしょう。

お客様が思うスタンダードレベルを超えられず、お客様の方が消化不良で、仕方なくのスタンダードレベルが最低限になっている。
これが現在の立ち位置です。

料理や空間は真似しやすく、ブラッシュアップをかけやすいですが、サービスはそうもいきません。
サービスは積み重ねです。
しかし、ベースの考えが大切なわけです。
『絶対に呼ばれてはいけない!!』と思えるかどうか?
そのためにはどうすれば呼ばれなくなるか?
どんな忙しい状況でも、また忙しくないときでも、そのクオリティのサービスができるか?
お客様のスタンダードレベルが低い今だからこそ、それを少しでも超えていければ、お客様が必要してくださいます。

先日伺った飲食店で、入口付近にスタッフが固まり、奥のお客様が呼んでも気がつかないところがありました。
この呼ばないといけないと感じたお客様は、二度とこの店には来ないでしょう。
表情がそう語っていました…。
そうやって気がつかないうちに機会損失をしているわけです。

せっかくのこだわりの料理、空間をスタッフの気がつかないレベルで価値を下げたくないと考えています。

#接客 #呼ぶ #気配り #スタンダード #当たり前

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