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サービスのチカラのミナモト #20 トイレ

昨日は朝から激しい雨と風でしたね。
この1ヶ月ほど、20度を超える暑さ、大雨や突風、雪も降りました…
四季が凝縮されたのではないか?と思うほどです。

テイクアウト営業をはじめて、10日あまりが経ち、まだまだ初来店のお客様は多くいますが、ありがたいことにテイクアウトの常連様も増えてきてます。

そんな中、前述したとおり、さすがにこの天候では人通りが少なく、お客様もあまりご来店されませんでした。
天気予報を逐一チェックしながら『15時くらいには雨が上がって、そのあと晴れそうだ!』ということがわかると『いつもの流れなら17時くらいから忙しくなりそうだけど、大雨だったし、少しズレて立ち上がるかも…』なんて予測を店長と立てます。

まずは、お昼過ぎまで、今晩に備えてできる準備を整えてから、店長に「ちょっとトイレ掃除したいんだけど…」と断りを入れ、時間をもらいました。
そこまで汚かったわけではないですが、お客様が使わなくなり、トイレ掃除が少し雑になっている感じで、気になってました。

ちなみに私は、サービスのオタクですが、実は掃除オタクと家電オタクという称号を勝手に自分で自分に贈ってます(笑)

天井・壁には、風が通るとホコリがうっすら付くのですが、気づきづらいです。
便器周りや便器の外側は、トイレの個室では見逃しがちです。
便器の中の縁には水アカが溜まりやすく、便座を外すと汚れがこびりついてます。
ノズル洗浄キーを押せば、ノズルが出てくるので、見えないところまで磨く必要があります。
シンクの黒ずみ、トイレットペーパーホルダーなどなど、磨くところはたくさん。
小一時間くらい、しっかり磨き込んで終了!
一旦個室を出て、第三者目線で入ってみると、圧倒的に清々しく爽やかなトイレになっていました。

おかげさまで、予測通り、いやもう少し上振れして忙しく営業終了!
トイレは大切なんだけど、やっぱり大切だよなぁ…と実感。

今、いろんなことが目まぐるしく変化して、四季も凝縮されているこの時期に、私たちは試されているのではないか?と思っています。
今までの飲食店って、正直衛生的でキレイだと胸を張って言えるお店は数えるほどです。
手洗いやアルコール消毒などの清潔さへの意識改革を促され、営業スタイルが変わったり、休業したりする中で、変化に追われて、いつもやっていた清掃すら行き届かなくなってしまわないよう、いつも通り、それ以上に行うこと。
そんなことを試されているのではないか?と思うのです。

トイレを細かなところまで、キレイに磨き込むことは、お客様に対する誠意です。
見えないところがキレイでなければ、お客様には上っ面の接客しかできません。
掃除するたびに、自問自答を繰り返しています。


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