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<SF映画好きの大人にこそハマる>映画「バズライトイヤー」

<宇宙SF映画好きは、ぜひ観に行ってくれ!>

思ったより全然アリだった。「トイストーリー」との関連性はちょっと気になるところはあるけど、数々の名作宇宙SF映画へのオマージュ、近未来の生活、武器、ガジェットへのアイデア、ワンダーが詰まっていてとても楽しくて良かった。

例えば、いわゆるただビームが伸びる、ライトセイバータイプの剣は実現不可能らしいけど、ああいうベース部分があるブレードタイプだったら実現可能なのかな?とちゃんと考証してるのかなとか、宇宙探索系で銃ではなく剣が出てくるのも珍しくて面白い。予告では何とも思っていなかったソックスも思ったより、めちゃ有能でびっくり、歴々の相棒ロボの中でも指折りじゃないかしら(笑)

序盤、絶望的なトラブルに際して、サポートメカを無視してバズが計算尺とチョーク使って軌道計算始めたりとかは、テンションが上がった。自動運転を嫌い、時代に取り残された男バズ・ライトイヤーは、トップガンのマーヴェリックっぽさもあって胸熱。

トイストーリー序盤のバズの傲慢な性格はどうなった?とか、ザーグの正体の相違とかは気になるっちゃなるけど、そこまでじゃなかった。おもちゃのバズのとある「特徴」が出てこないなーと思ってたら、終盤にバッチリ回収があったので、満足です。本当、いい塩梅でトイストーリーに囚われていないのがよかったと思う。

片手間のトイストーリーのスピンオフなどでは全然なく、ピクサー”本気”の「宇宙SF映画」として面白かった。子どものアンディが観に行った、おもちゃのバズライトイヤーのもとになった原作映画というテイだけど、結構宇宙SF好きな大人向けな感じ。小学生だかでこれ観に行ってハマったアンディすごいな、見込みあるなwって。

大人が観ればあーだこーだ言いたくなるかもしれないが、アンディくらいの若者が観たら、いい”ワンダー”を与えられるのではないかと思う。宇宙モノは、大スクリーンで観てこそなので劇場でやってるうちにぜひ。

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