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ヨーロッパ文化教養講座(クラシックTV 「The Artist 村治佳織」)

2024/07/18
「旬の」というより、「ずっと旬」のアーティスト村治佳織さんの特集。

クラシックギターはあまり好みではなかったので、詳しい話を聴くのは初めてだったが、とても参考になった。

まとまると
1.クラシックギターの弾き方については、
1)右手一本で、メロディ、内声、通奏低音を同時に弾ける。
また、右手のはじき方(強弱、爪と指の当たる割合、はじく場所、はじいた後の指を次の弦に当てるか否か等)音色が大きく変えられる。

2)左手では非常に忙しい。移動するときに、滑る音が鳴らないように、曲を完全にイメージして弾く。左手の移動がうまくいかないときは、まだ曲が自分のものになっていないという印である。

2.尊敬するギタリスト
1)師匠の福田進一先生
ある程度弾ける人をプロまで持ってくる指導。自らも現役奏者。
2)セゴビア(1893年2月21日 ~1987年6月2日)
クラシックギターでバッハが弾けることを証明
セゴビアのために作曲家が曲を作ったことで、今のクラシックギターのレパートリーが広がった。
3)ロドリーゴ (1901年11月22日 ~1999年7月6日)
アランフェス協奏曲の作者
オーケストラとクラシックギターの曲と言えばこの曲しか思いつかないほどの名曲
最晩年1999年に村治佳織さんが、ロドリーゴ先生宅を訪問し、ロドリーゴ作の曲を弾いたシーンは、感動した。

演奏した曲:
1.バッハ作曲、デイヴィッド・ラッセル編曲
主よ、人の望みの喜びよ

2.ローラン・ディアンス作曲
タンゴ・アン・スカイ



3.村治佳織作曲 清塚信也氏とのコラボ
バガモヨ ~タンザニアにて~


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