見出し画像

ヨーロッパ文化教養講座(ラ・フォル・ジュルネ Tokyo 2023 2023年5月5日 公演番号211&213 三ツ橋敬子+東京交響楽団)

2023/05/12
2023年5月5日こどもの日 Aホールでは、10時15分 O歳からのコンサートで賑やかに開演

公演番号211 三ツ橋敬子マエルトロ+東京交響楽団 
ホールAの前から3列目ほぼ中央席
司会・ナレーターは、田中研氏

プログラム:
1.ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 op.68 「田園」から
2.ベートーヴェン:劇音楽「アテネの廃墟」op.113 から トルコ行進曲
3.ベートーヴェン:バレエ音楽「プロメテウスの創造物」 op.43から フィナーレ
4.ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 op.92から 第4楽章

コメントと感想:
1.司会の田中研氏が登場し、田園の風景を画面に映しながら田園の抜粋が流れる。マエストロの三ツ橋敬子氏は満面に笑みで登場、本当にこどもが好きなのかも。

こどもたちを分類すると、
1)初めから最後まで大人しいこどもたち
2)プログラムが進む毎に音楽に引き寄せられ静かになる子供たち
3)途中で飽きてきてぐずる子供たち
4)全く耳に入らず、最初から最後まで泣き叫ぶ子供たち

このコンサートにこどもを連れてこようと思う親御さんたちは、少なからずクラシック音楽に興味があるはずなので、このこどもたちの中から将来の名演奏家が誕生する確率は、平均家庭よりもはるかに高いと推測される。
この音楽祭の開催意義は大きいと思った。

2023年5月5日 ホールA 開演15時15分
公演番号213 三ツ橋敬子マエルトロ+東京交響楽団
ホールA 中央最前席

プログラム:
1.ベートーヴェン:騎士バレエのための音楽 WoO1
2.ベートーヴェン:交響曲第6番 へ長調 op.68 「田園」

コメントと感想:

1.さすがに、騒音の中の演奏のためだけに、三ツ橋敬子マエルトロ+東京交響楽団を連れてくるわけもなく、15時15分からは、朝と同じホールAで、
「田園」の全曲を聴くことができた。

2.席が中央最前列で、直接音がビンビンと届き、個々の楽器の音の区別もわかり、演奏技術の高さと、三ツ橋敬子マエストロの統率力の高かさがよくわかった。
三ツ橋敬子マエストロは、生では初めて見るが、テレビの印象よりも、小柄だった。
にもかかわらず、ダイナミックな手と体の動きで的確に団員に意図を伝えているのがよくわかった。

3.座席の位置も含めて、今回ラ・フォル・ジュルネ2023で小生が聴いた公演では、一番好きな公演だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?