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アインシュタインの知り合いを辿ったら自分に辿り着いた話

世間は狭い

「スモール・ワールド現象」知り合いと辿ると世界中の誰にでも辿り着くという仮説です。この仮説から生まれた「六次の隔たり」の方が有名かもしれません(私はGREEの名前の由来で知りました)。


2008年のmixiの調査では1300万人のmixiユーザーの95.7%が6人の「友人」を経由して繋がっていることが分かりました。

また、2011年のfacebookの調査では任意のfacebookユーザー2人が隔てている距離は平均4.74人であることが判明するなど、SNSの登場によって、年々隔てる距離が縮まっている、という話も聞きます。

科学者相関図

ここで少し話が変わりまして、ここ5ヶ月ほど「科学の今日は何の日」と題してtwitterで〇月〇日に科学のイベントや科学者の誕生日をつぶやくことを日課にしています。こんな具合です↓

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これを日課で続けているうちに、あることに気づきます。

あれ? 科学者同士って結構繋がってるなぁ。

誕生日の科学者のことを調べていると、前に調べた科学者と知り合っていたり、師弟関係にあったりということがよくあったのです。

これがスモール・ワールド現象か!

と思い、面白くなった私はさっそく科学者の相関図作りを開始。
「えむしーじじょう」に縁のあるアインシュタインを起点に調査をすると、アインシュタイン大先生が超有名人物なおかげで交友関係がざくざくと出てきました。

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アインシュタインの知り合いを辿って

そうして作っていたら、ふと興味が。

ひょっとしたら科学者を辿れば自分に辿り着くのでは!?

よし、意地でも繋がってみせよう!
勢いに任せてネットにダイブした結果…

繋がった!

見事、アインシュタイン先生と私は、知り合いと辿って時空を超えて繋がっていることが判明しました。  感無量です。

どのように繋がっていたかというと次の通りです。

「アルベルト・アインシュタイン」
↓ 弟子であり来日時の講演の通訳を務める
石原純
↓ 師匠
長岡半太郎
↓ 弟子
寺田寅彦
↓ 弟子
宮部直巳
↓ 弟子
大澤(沢)文夫
↓ 弟子
柳田敏雄
↓ ライバル&共同研究者
大学時代の恩師A
↓ 指導学生
私(Shiki)

「石原純」が直弟子ということで速攻で日本科学者に繋がりました。
恩師Aの名前は伏せておきますが、私の大学時代の知り合いならすぐに分かる教授です。ちなみに柳田先生とは学会でお会いした事はあるのですが、一度会っただけで知り合いというには条件が緩すぎると思ったので知り合いとはしていません。
今回の相関図の知り合いの条件は次のようにしています。

*1回以上の直接対面
*2回以上の交流
*科学者であること(科学に類する職業も可)


他にも私の好きなSF作家「星新一」先生とアインシュタインも知り合いを介して繋がっていることも確認しました。

下図がアインシュタインを起点にした100人の科学者の相関図です。

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また、誰でも遊べるようにファイルを置いておきます。誰と誰が繋がっているか見てみると意外な繋がりが見えてくるかもしれません。当然と言えば当然ですが、アインシュタインを起点にしているので物理学者が多いです。

このファイルは以下のフリーソフトをダウンロードすることで動かすことができます。

100人を区切りとしてひとまず記事にしてみましたが、調べれば調べるほど面白そうなので、ささやかな趣味として科学者の繋がりを調べる活動を続けていこうと思います。次は200人を目標で、方針は物理以外の分野にも繋がりを広げていこうかと。

最後に、
既にお気づきかと思いますが、私と知り合いの方もアインシュタインと繋がっていますので、ぜひともほのかな感動に浸って下さい。

それではまた。

終わり。

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