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中学生への言葉②

 時は、瞬く間に過ぎる。

 この原稿を書いているのは十二月。

 この原稿を諸君が読むのはおそらく卒業間際の頃。様々な想いが去来する。

 個性に溢れ、一筋縄ではいかない、非常に多感な時期の諸君と共に過ごしたことは忘れる事はない。特に、今年度の合唱コンクールでの諸君の取り組みと本番での歌唱は、入賞を逃したものの私にとってはかけがえのない体験であった。


 担任として後悔がある。私の存在が、果たして諸君の人生にどれだけ良き示唆を与えることができたか。それが私の今の正直な気持ちである。

 これからの諸君の人生が、順風だろうと逆風だろうと、真剣に素直に生き抜く事ができることを願っている。

 卒業おめでとう。そしてありがとう

(2013 生徒会誌寄稿 三浦 雅美)


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