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学校なんてどうでもいいわけじゃ~ない

「私、めっちゃ大切にしてるシャーペンがあるんです!高2からずっと使ってるやつ。」

めちゃ大好きなあゆみさんに、そう話した途端「それ!そのテンションでずっとおったらいいねん!めっちゃいい顔してるで!」って言われた。

「あーなるほどー!!!」

なんか知らんけど、このシャーペンが大好きで、ずっと使ってる。
大学入試、大学の試験、大学院試験、就職試験、各資格試験、などなど…たくさん頑張る私にお付き合いしてくれて、ただただ大好き。とっても大切。
だから、話すと自然と楽しくなるし笑顔になる。

そっか、この感覚でいーんやん!

なんかつい、真面目に何かを伝えようとしてしまうけど。
日常の中にたくさんある、大好きで大切なものを、楽しい気持ちで笑顔のまんま伝えたら、それだけでいーんやんね。

人の輝く瞬間を、ちゃんと見つけて、言葉で伝えられる。
あゆみさんって、ほんと天才!めっちゃ大好き!
自分が喜んでる感覚がなかなか見つけられずに苦戦してた私を一発ですくってくれて、本当にありがとうございます~。

ってことで、わが家の日常で大切にしてること。
自分の気持ちに嘘をつかない。
これが、何より一番大切。

なんかイライラする~、とか。
ちょっと納得いかへんねんけど…とか。

大人とか子どもとか関係なく、スッキリするまで丁寧に向き合う。

小学校時代によくあったのは、
「宿題したくない」
ってやつ。

わが家では、宿題は学校の先生との約束事と考えていて、人との約束は守ったほうがいいよねって話していた。
でも、相手にきちんと伝えられる理由があるなら、何が何でも絶対に宿題をしないといけないわけでもないとも話していた。

・体調がよくない
・何度も同じことを繰り返すよりも、まずじっくりと一問だけ取り組んで自分の理解を深めたい
・勉強以外のことでモヤモヤしていて、集中できない

など、子どもが学校で出された宿題を全部できないと判断した場合は、先生に理由と、やらなかった分の宿題をどうするつもりかを伝えていた。

約束を守ろう。守れなかった場合は、理由とどう対処するのかを伝えよう。

人として、自分も相手も大切にするために必要なこと。
自分の気持ちを無視して、人に言われたからという理由で何かに取り組んだら、躓いた時に

「自分で決めたんじゃない。言われたことをやってただけだ。」

って人のせいにしたくなる。
いつでも、自分の気持ちを大切にして、たとえ学校の先生に言われたことでも、今の自分では少し難しいと感じたときは正直にそれを自分の言葉で伝えたらいい。
自分の気持ちを、自分で尊重して、それを周りからも認めてもらえてたら、自然と自分も人も尊重できるようになってくる

それって、とっても自然なことだよね。

親子の間でも一緒。
親が決めたことを守るだけなら、

「お母さんが言ったからやっただけやん!」

ってなる。自分がどうしたいのか、今優先しているものは何か、自分で考えて自分で選択する。子どもだけでは上手に言葉にできないときは、一緒にゆっくりと寄り添って考える。

「今、自分はこういう気持ちだから、こうしたいんだ。」

焦らず、ゆっくり向き合えば、自然と自分の気持ちが見えてくる。

こうして、わが家は今日も朝から子ども二人とも家にいる。

娘は、
「今日は学校休む~!」
と元気いっぱいに教えてくれる。
息子は、そもそもしばらくは学校を行かずに自分のペースで生活させてほしいと、私にも学校の先生にも言ってるので、寝てるときもあれば、ゲームしてるときもある。

自分の選択にぶれずに、今自分がどういう状況で、何を優先しているのかをきちんと話せるわが子をとてもたくましいな~と感じている。
日々、とてもいい笑顔を見せてくれるから、私も一緒にいてとても楽しい。

わが家では、宿題をするしない、を子どもたちが選択していたように、学校を行く行かない、も子どもたちが選択している。
決してそれは、学校を軽視してるわけでも、わがままを言ってるわけでもなく、子ども自身が、今の自分を冷静に判断して、その判断に素直に従っているだけのこと。

いつでも自分に正直なわが子たちは、日々いろんなことを教えてくれるので、きっと誰かの「なるほど」に繋がると信じて、今日も私は文章を書きます。

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