Yasuda Kazuhiro(安田和宏)

サイエンス・コミュニケーター:国立科学博物館 認定サイエンスコミュニケータ https…

Yasuda Kazuhiro(安田和宏)

サイエンス・コミュニケーター:国立科学博物館 認定サイエンスコミュニケータ https://twitter.com/science_air

最近の記事

教職実践演習2020_1

教職実践演習2020@神戸大学 〔第1回/2〕2020年11月20日 と12月4日 〔第2回/2〕2020年12月18日 と12月25日

    • SA高校化学の目次(入り口です)

      SA高校化学の目次(入り口です) 2020年4月 みなさん、こんにちは。 サイエンス・コミュニケーターのやすだです。 「SA高校化学」と銘打ったコンテンツを順次公開します。簡易な動画も含め、高等学校で扱われる科目「化学基礎」や「化学」の教科書の内容をおさらいできる情報を紹介します。 対象: 現役高校生・ちょっと前まで高校生だった方・ずいぶん前に高校生だった方。その他、シンプルに化学に興味を持っている方。 目的: 高校の化学分野の内容を、しっかり理解する・復習する・予習

      • ■成長の法則

        成長の法則(やすだのほうそく008) 自転車が補助輪なしで乗れるように、英語での日常会話が流ちょうにこなせるように、化学反応式がスラスラと書けるように…。全くできなかった状態から、意識しなくても無難にできるようになるまでのトレーニングを振り返ると、その苦労が偲ばれます。 褒められてうれしくない人はいないし、認められたい。でも、褒められ続けて実力は伸びるのかなあ。厳しくされるよりもやさしくされたいのは、ごもっとも。厳しくあたられるのは、最初?あと? どっちがいいですかねえ。

        • 愛用の時計

          愛用の時計 「あなたにとって腕時計とはどのような存在ですか」これ、どこかで誰かにたずねられた心理テストです。その真価のほどは不明ですが、その判定に納得した記憶があります。 私が初めて自分の腕時計を持ったのは、中学生になったときでした。伯父が記念にプレゼントしてくれたデジタル時計は、ストップウォッチ機能も付いていたので、いろんな時間を計るのを楽しんでいました。 そのあと、高校生から使い始めた黒いデジタル時計は、表示が少し斜めに傾いていて、自転車のハンドルを握った状態でも見

          移動販売・パン屋さん

          移動販売・パン屋さん 私の住んでいる街に、週に何回か、パン屋さんがやってきます。軽トラックに香ばしいパンの香りをのせ、軽やかな曲が流れてくるのです。 この前、たまたま平日が休みだったので、昼下がり、この移動販売・パン屋さんの存在を知ってしまったのです。そして「あんパン」を2つ買いました。お値段は一般的なものと変わらず、大きさも普通。 でもなんなのかしら、このウキウキ感は。町なかとか駅ナカとかによくある、お客がセルフで、買いたいパンを選んで、ハサミではさんでお盆に載せ、会

          移動販売・パン屋さん

          ■「本物は現実」の法則

          「本物は現実」の法則(やすだのほうそく007) リアリティっていうのでしょうか。ほんとに手軽に、そして低コストで良い音楽を聴ける時代になったと思います。特に「キレイな音」がありがたく思えるのです。 レコードからCDへ。雑音が劇的に減り、クリアな音になりました。FMラジオからインターネット配信へ。エアチェック(ラジオ放送を録音する)ためには、その曲の長さと同じ時間が必要だったのが、短時間でダウンロードできるようになりました。 録音して曲を残す媒体も、カセットテープからMD

          ■「本物は現実」の法則

          自転車に乗って

          自転車に乗って 自転車に乗って、たまに近くのショッピングセンターに行きます。近くといっても、軽く30分ほどはかかるんですけどね。行きはそうとう長い登り坂があって、ちとしんどいのですが、その分、帰りはらくちんで、自分でこがなくてもスイスイ爽快。 クルマ(ガソリンで走るあれ、四輪の自動車ですよ)も所持しており、ドライブは私の趣味のひとつです。しかし、クルマを使うときと、自転車で向かうときとでは、買い物の仕方がずいぶん異なります。もちろんその原因は「積載量」の違いです。 クル

          【バックナンバー】「本が好き」シリーズ

          「本が好き」シリーズ <バックナンバー> 古い本も好き https://note.mu/science_air/n/n8109cfeca611 新しい本が好き https://note.mu/science_air/n/n588873b98837 本屋に立ち寄る https://note.mu/science_air/n/na54bdc5fc1e5

          【バックナンバー】「本が好き」シリーズ

          古い本も好き

          古い本も好き 調べたいことがあるときは、図書館に行きましょう。たくさんの本がありますから、何かとっかかりが見つかることが多いです。単に言葉の意味とかなら、国語辞典とか、電子辞書とかで十分ですが、そういうのではなく、もっと大きなくくりで、ものごとを知りたいときになどは、図書館でないと。 それっぽいタイトルの本を見つければ、たいてい、同じ並びに、同じカテゴリーの本がまとまっています。そこから、薄めのもの、読みやすそうなものをチョイス。初学者用の本は、たいてい巻末に読書案内が載

          新しい本が好き

          新しい本が好き 新しい本を買ってきて、1ページ目を開く瞬間がとても好きです。新しい紙やインクの匂いが広がるのがたまりません。ただ、懐の事情もあるので、私の場合、いつも新品本、とはいきません。どちらかといえば、古本屋さんにお世話になることのほうが多いんです。だから、私のとって新しい本は「少し贅沢」の部類に入るという点で、うれしさにつながっています。 本屋さんに平積みされているたくさんの本。装丁に工夫を凝らしているのは、最近では当たり前になっています。表紙がつやつや・キラキラ

          本屋に立ち寄る

          本屋に立ち寄る 帰宅途中、本屋さんに立ち寄るのが好きです。買う予定がなくても、たくさんの雑誌の表紙を眺めているだけでも癒されます。新刊の新書の列を見るだけで落ち着きます。なによりも新しい本の匂いがいいですね。立ち読みさせてもらうだけでも、楽しい時間が過ごせます(…本屋さん、ごめんなさい)。 購入することが決まっている本を手に入れるには、ネットで発注するのが確実・便利な時代になりました。まとめて注文する場合には、たいてい送料無料になりますしね。なにより、まとめて多くの本を頼

          頼りすぎないで、頭痛薬

          頼りすぎないで、頭痛薬 頭が痛くなった時、頭痛薬をのみます。一般に「解熱鎮痛剤」として薬局で売られているお薬には、たくさんの種類があるように見えます。しかし調べてみると、実際に痛みに効く「成分」は次の五つほどに絞られるようです。 アセトアミノフェン、エテンザミド、イブプロフェン、イソプロピルアンチピリン、そしてアスピリン。 処方せんが不要な大衆薬とはいえ、購入するときは、薬局の人にいろいろ相談するといいですよ。眠くなる成分が入っているものがありますし、また薬に対するアレ

          頼りすぎないで、頭痛薬

          一本の糸でつなげてみたい

          一本の糸でつなげてみたい 大事なお話は、直接会ってしなきゃね。手紙なんて、ねえ。でも、「どうしても」のときは、電話にしましょうか。 電話を英語でいうと、テレフォン(telephone)です。テレ、つまり「遠く離れた」人と会話ができるというような意味がもともとなのですが、日本語の「電話」は、電気のはたらきで話せる、という、しくみから作られた言葉なのではないかと想像します。 玄関口に鎮座していた黒電話がやがてリビングに入り、本体と受話器をつないでいたコードが無くなり、ファク

          一本の糸でつなげてみたい

          中身よりも外見

          中身よりも外見 私の友人に、コーラ大好き人間がいます。しょっちゅうコーラを飲んでいるので、彼がケガをして出血したときには、血液が炭酸で「しゅわしゅわ」してました(もちろん冗談です)。 コーラのような炭酸飲料はよく、ペットボトル入りで売られています。飲みかけでもフタを閉めればこぼれないですし、何よりもペットボトルそのものが軽くて丈夫です。しかし、コーラ好きの彼いわく、「ペットボトル入りコーラは、『パンチ力』がいまひとつ。やはりオリジナルのガラス瓶入りがいい」とのこと。 ペ

          風に立つ木

          風に立つ木 大きな建物が解体されていました。上の方、脇の方から徐々に崩されていって、日に日にその高さを縮めています。少し古めの建物とはいえ、それなりに頑丈に作ってあっただろうに、きっと建て替えなんですね。 工事現場の皆さんは足場をしっかりと組み、騒音防止のためのシートのようなものを被せます。埃(ほこり)が舞わないよう、ホースで水をかけながら、重機で壁や柱を取り払っていきます。そして瓦礫(がれき)はそのままではなく、コンクリートと鉄筋が分別されて、大きなトラックに載せられて

          ■キャッチボールの法則

          キャッチボールの法則(やすだのほうそく006) ボールを投げる。ボールを受けとる。ただそれのくり返しだけなのですが、結構楽しい。運動能力や体力、年齢とか性別とか、多少の違いがあっても、そして二人でなくて大人数でも、工夫次第でかなり遊べます。 相手の受けやすいように、そのあと投げやすいように、相手の気持ちになってお互いにやろうとすると、キャッチボールは長く続きます。相手が右利きだったら、相手の右側に投げると良いですよ。 相手が投げたボールが手元でびゅんと勢い良くのびると、

          ■キャッチボールの法則