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あれから24年(4/5)

24年前にグランドピアノを買ってもらった時のことを少し詳細に思い出しながら、5回に分けて書いております。

今回はその4回目です。


ピアノが届いてから


グランドピアノの搬入

アップライトの時もそうでしたが、ピアノが届いたときはクレーンで吊って窓から部屋の中に入れていただきました。

空に浮くピアノはどこか荘厳な感じがします。


無事に搬入・設置が終わると、新品ピアノ独特の香りが広がりました。

搬入から4日後に納入調律をしていただき、そこで初めてヤマハ銀座店の調律師さんと出会たのですが、その方がのちに僕の演奏会でコンサート調律をお願いするようになった方だったりします。


大屋根の状態

決して広くはない部屋に200cmのピアノはやはり存在感があり、また音もお店で試弾した時よりも迫力がありました。


中学時代の音楽室のピアノは大屋根をすべて閉じてフルカバーをかけ、その上に譜面台が乗っていました。

当時僕も真似をしてそのようにして練習していたのですが、今考えると音が自分に聞こえにくくなる分、乱暴に叩いてでも大きな音を出そうとしてしまって良くなかったなと思います。

屋根を全て閉めてカバーをかけ、譜面台を乗せた状態

最低でも前屋根だけは開けた方が良いと、今は自信を持って言えます!


その後音大時代も社会人になってからもそのピアノをずっと使い続けていますが、2013年に家を建て替えてピアノスタジオができました。


そのお話はまた次回で、それを以ってこのシリーズは終了となります。


それでは今回はこの辺で、また更新します。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!

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