見出し画像

オンラインイベントの課題を解決するアプリを開発したが、やっぱり使ってもらってわないとサービスなんてどうなるかわからないという話

tally(タリー)というアプリを作りました。10分でプロトタイプを作って、そこからアップデートして、今に至ります。

で、まさに長いタイトル通り、

イベントごとの課題を解決するコミュニケーションツールを作ったんだけど、やっぱり使ってもらってわないとサービスなんてわからない

です。最初に作ったものから比べたら、片鱗もありません。今回は作る中で考えたことを、このtallyをベースに紹介していきます。

これはtallyを作るまでの流れです。tallyの使い方は別noteです。

これまた完全にプロダクトアウト

オンラインイベントって話してても、参加者のリアクションが少ないから不安だよね

っていう一言から始まり作られたものです。

スクリーンショット 2020-07-17 12.16.44

今の状態がまさしくこれで、オンラインイベントやオンラインでの講演会が増えてきて、会場に人がたくさんいる状況の中、話す人と聞く人に絶対的な壁が存在しています。それを直接話していたあのころくらいのインタラクティブにやりとりができ、あわよくば、オンラインならではのコミュニケーションができればいいなというところから始まりました。

スクリーンショット 2020-07-17 12.19.37

ここの具体的な1人はそもそも、人からの相談ベースだったのでクリアしています。では、この人を分類すると、ざっくりですが、「講演会をする人」「オンラインイベントを良く開催する人」「一方的に話すのではなく、意見交換とかしたい人」とかいろいろ出てきますが、あまり年配の方だとそういったことをしたいとかがないのかもしれないので、20代〜40代くらいのIT関連行ける人(もしくは主催者の中にそういう人がいる場合になります)

なぜ作るのか

ここのWhyの部分は結構大事です。「なんでこの仕組みを自分が作るのか?」という部分です。答えは明確でした。自分が使いたいからです。スクーミーも最近、スクーミーライブを初め、課題解決×テクノロジーの配信を各ジャンルのプロフェッショナルを招待しその方から話を聞き、できることは何があるかというものを話をしているのですが、そういった時にでも使えると思いました。

あとは、そもそも弊社が、教育とテクノロジーの会社ですので、オンライン教育の充実や、講師と生徒の両方に充実した体験をしてもらいたいと思っており、ここが充実化されれば、もっと日本のICTリテラシーの向上と教育の質が上がると思い作り始めました。(なんとでも言えますが、飲み会の時に話をしたので結局、勢いとテンションとパッションです)

スクリーンショット 2020-07-17 12.28.54

仕組み

仕組みは単純です。参加者がコメントしたり、いいねボタンをおしたり、質問できたり、また主催者が、参加者に投げかけたりする『オンラインの部屋』を作ればいいだけです。

スクリーンショット 2020-07-17 12.29.35

ということを経て、開発されたのが、tallyです。

で、ここまでの画像は、スクーミーの教材を添付しました。

スクリーンショット 2020-07-17 12.34.08

最初のページにはじめように記載しています。

こんなこといいな、できたらいいなで終わらせない。作って終わりじゃない。使ってもらわないとわからない。

スクリーンショット 2020-07-17 12.36.19

そして昨日が使ってもらうフェーズでした。一斉に10箇所くらいで使ってもらい、フィードバックをもらいました。そうするとですね。。

「最初こんなこと言ってなかったよね??」

みたいなのがガンガン出てきます。そしてここの部分が、実は本当にやってみたかったことや価値になるものになるんじゃないかと思っています。

もちろん使うことを想定してこちらも作り込むのですが、やはりイメージと実際に使うことは違います。ここのギャップをいかに最小限にすることも大事だと思うのですが、とにかくサービスは使ってもらってなんぼです。始まりません。こんなことができましただとか、こんなことができるようになったんだってとか、いろいろ最近ありますが、使ってもらってこその仕組みです。

最初こんなこと言ってなかったよね?実は本当にやってみたかったことや価値になるものの部分は、使ってもらわないと生まれてこないです。良くアイデア出しだけで終わるとかいろいろありますが、ここの部分ができるかどうかで、アイデアの質が格段に変わってくるのだと思います。

スクーミーは、その部分を支えたい

スクーミーはその部分を支えたいです。アイデア出しして、その仕組みを作るのに時間がかかったり専門知識が必要だったり、専門家が必要だったりとやはりものが作られるまでには、それなりのスキルが必要です。そのスキルをいかに最小限のものにして、しかも人間が本来持ち合わせているスキルでできれば(文字を書くとか、計算するとか、画像を選ぶとか、配置するとか)作ることが加速し、作ることができれば使ってもらえて、使ってもらえれば、​最初こんなこと言ってなかったよね?実は本当にやってみたかったことや価値になるものの部分が生まれ、より濃いものになっていくと思います。

いかに課題を設定するか

課題の発見が重要です。いろいろところで言われているので、もううんざりかもしれませんが、どんな課題があって、どう設定するかが鍵になります。

ということで、現在、こちらのコミュニティで、『課題発見&解決×自ら行うIT活用』(なんかノーコードってダサいので、別の言い方を考えたい。いやこの言葉も少し変だけども)に関する、ライブ配信を行っています。

前回までは、テーマを飲食店とし、いろいろなセクションの方々と話をしたのですが、次回より本格的に進めていきます。テーマは、農業・観光・防災・防犯・エンターテインメント・食など、ありとあらゆるジャンルで行っていきます。こちらのコミュニティ参加によりYoutubeのURLを発行しますので、ご興味あるかたはぜひ会員登録をお願いいたします。(無料会員でOK)







いいなと思ったら応援しよう!