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教育の経済原理を変えて、先生が生徒にお金を払うという話

授業を受けると、お金がもらえる。

という一見「は?」ってなる文章です。これは、今の教育の流れとは逆です。セミナー参加いくらとか、教材費用がいくらとか、授業を受ける側が、教えてもらう側に教えてもらう対価としてお金を払います。

変えること

この流れを逆にすると、教育を受ける側がお金をもらうという構図が完成します。

逆にすることでどのような効果があるのかを考えます。

1)全然学びの内容に興味のない人も、お金欲しさに、申し込みするので申込数が増えるかもしれない(断言はできない)

2)参加料がなく無料で参加できるので、学びの敷居が減るし、お金に縛られず誰でも学びを受けることができる

3)授業を受けるとお金がもらえるので、学んだことを生かして行動するための資金にすることができる

もしかしたら他にも効果があると思いますが、こんな感じになります。

お金を払うのは、講師になります。
ここで講師に1つの特権をつけます。それは、

生徒を選ぶことができる

ということです。つまり、100人申し込んでこようが、10人しかいなくても、先生が生徒を選び、教える対象を決めます。

仮に定員が10人のところ、8人の申し込みでも、先生が人を選んで5人にしか教えないこともできる状態を作ることができます。

考えてみてください。

小学校・中学校・高校の公教育は、生徒は先生を選ぶことは基本的にはできないです。そして案外見過ごしてしまいますが、先生も生徒を選ぶことができません。先生だって人です。「こいつに教えたくない」っていう感情は絶対にあります。

ここに、お金の流れを変えて、先生が生徒を選ぶことのできる権利を作ることで、がらりを学びに対する姿勢が変わります。

変わること

先生が生徒を選ぶ権利を持った段階で、生徒が授業への参加したい旨を記載して申し込むとします。

これにより先ほどの以下の内容で、変わることがあります。

1)全然学びの内容に興味のない人も、お金欲しさに、申し込みするので申込数が増えるかもしれない(断言はできない)

2)参加料がなく無料で参加できるので、学びの敷居が減るし、お金に縛られず誰でも学びを受けることができる

3)授業を受けるとお金がもらえるので、学んだことを生かして行動するための資金にすることができる

(1)に対して、先生が生徒を選ぶことができるので、やる気のあるやつにしか教えないようにすることが可能です。

(2)に対して、本気で学びたい人は、本気で先生にアピールすると思います。

先生のマインドはどうでしょうか?

やる気のない、だらけた授業をするでしょうか?そもそも先生はお金を払う側なので、お金を払ってまでだらけた授業をしているということになります。やる気がないなら、そもそもお金を払ってまで先生になり授業はしません。

つまり先生のモチベーションはどこに向かうのかとすると、授業そのものよりも授業後に生徒がどうアクションするかにベクトルが向くと感じています。スキルとお金を託し、その生徒がどうアクションするかが先生が考えるポイントになります。

ですので、授業をとりあえずして、その場をしのぐということもなくなります。

そう考えると、あれ、今の教育問題がだいぶ解決されるんじゃないか・・・・。

だって授業で寝るような奴は、そもそも先生に選ばれないわけだし、先生がダラダラしていれば、お金を払うだけ無駄になるから先生をしなくなるなどなどいろいろ変わることが出てきます。

お金を払ってまで何かを教えたいモチベーションのある先生しか残らなくなり、生徒のセグメントされ、学ぼうとする向上心のあるものしか残らない環境を作ることができるのではないでしょうか。

そういった環境を作ります

オンライン学習のプラットフォーム「MOKUMO」は順次このような環境を作っていきます。

講師になるのにお金がかかり、授業を開いても、その授業料をもらうこともできなくて、むしろ参加者にお金を払う。でも生徒を選ぶことのできる環境です。

そして、これって、スタートアップ への投資に似ていて、投資家は、お金を払って終わりではなく、その会社なり個人に諸々アドバイスをしていき、その人が作り出す世界観にモチベーションのベクトルが向いているというまさしく上で話たものです。

MOKUMOの詳細はこちらから


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