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GlideとSchooMyの連携で作られた活用できるアプリを紹介する話

最近、AmazonがNocodeツールを開発したなど、徐々に広がってきているノーコードツール。ただ勘違いして欲しくないのが、これによってコーディングという文化が消えるということです。最近だと、ノーコードエンジニアとか自称している人がいますが、私はノーコードをつける必要があるのか?と毎回思います。

ノーコードだろうがコーディングだろうが関係ない

確かに、簡単にアプリケーションをつくることができるようになりましたが、あくまでもできるようになったのは、『つくる』ことです。それが『使われる』レベルまで持っていくことが大切だと思います。そう考えると、ノーコードの場合、決まったやり方をどれだけ覚えて応用させることができるのかを考えていかないといけません。

例えばですが、こんな事例を解決するアプリをノーコードで作れると思いますか?

施設に入ったとき、登録すると今日のお得なクーポンや情報を見ることができ、そして、読み込むことで、他の人が今、このお店の混雑状況がわかり、空いているとお店と混んでいるお店を判別でき、しかも、その施設でもしコロナが発生したとき、利用者様に通知を送ることのできる仕組み

答えはできるです。しかもGlideで。

つまり何が言いたいかというと、あくまでつくることが早くなっただけで、それが使われるものなのか、使いやすいものなのか、困ったことを解決するものなのかはまるっきり別ということです。

そもそもつくることが早くなるのかもわかりません。

結局、作ったものが誰に使われて、使うとどうなるかを徹底して考えるということです。

スクーミーのコンセプトはこれです。

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つまり、コンセプトはノーコードが最適でした。考える→完成するくらいのスピードが大切ですので、専門的な知識は後から学べばいいと思っているので。ですので、多くのテンプレートを用意しています。またその中で、実際に活用されているものも多くあります。今回はその一部を紹介したいと思います。


1、TAKEOUT yamanashi (テイクアウト山梨)

山梨県のテイクアウト情報を紹介するアプリです。山梨県内の小学生・中学生・高校生がチームを作りオンライン上で全て完結させました。テンプレートと作り方の動画教材があるので活用することができます。

2、コロナ追跡システム

複数のアプリケーションの連動と、Googleスプレットシートの関数や、GASを使い倒し、2時間で構築しました。この仕組みは複雑なのでテンプレート化できていませんが、すでに運用がテスト的に始まっています。

3、AEDさがすくん

オープンデータを活用し作成しました。AEDの位置情報を表示させるだけでなく、AEDの情報を追加することもできるAED情報のプラットフォームです。

4、taguru.io

究極のながら勉強を追求するアプリです。Youtubeをみながらメモをすることができる新しい学習プラットフォームです。

5、SchooMy MAP

地図アプリを誰でも簡単につくることのできる仕組みです。テンプレートをダウンロードして情報をスプレットシートに入れるだけできれいに表示させてくれます。

6、SchooMy HOME

マイページをもち、仕事を依頼したり、表示されている仕事に対してやりとりすることのできるギグエコノミー向けのアプリケーションです。これは、テンプレートも公開しているので、ダウンロードして、自分でカスタマイズすることで、誰でも簡単にプラットフォーム型のアプリケーションをつくることができます。

テイクアウトアプリもこのフォーマットを使うことで簡単に本格的なものが作れると思います。

7、学校の先生とコミュニケーションをとるアプリ

わからないことをスマホで登録すれば、わかる人や先生が答えてくれるアプリケーションです。これはコロナ休校中に小学生が開発したアプリケーションで、NHKでも番組になったり、読売新聞で公開されたりと注目を集めました。

8、SchooMy

そもそもスクーミーもこのGlideを使いながら作っています。え。こんな機能できるんですか?って言われるほど、なかなか優れた動画教材アプリと、プロジェクト管理アプリになっています。無料でアカウントを取得することで、Glideを活用するための動画教材を見ることができるのでやってみてください。


クリエイターズコミュニティを作りました

要は、作ったものを共有したり、一緒に作り上げることで、多くの問題解決をより早く解決できるになると思います。

例えば、AEDの紹介マップ。テンプレートがあれば自分でゼロからつくる必要なくないですか?元の仕組みだけダウンロードして情報を変えて、少しアレンジするくらいで完成します。つまり課題を解決するためのものですので、ゼロから作ろうが、すでにあるものから作り替えようが、課題がしっかり解決することができればいいと思います。

ということで、Glide Creators Communityのslackができました。

こちらは、どなたでも無料で入ることができます。Glideでのアプリ開発に興味のある方はぜひ参戦してください!イベントや新機能の説明などなどの案内や、コミュニケーションをとることができます。

詳しくはこちらから



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