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スクールタクト サマーキャンプ 〜みんなで創る未来(あした)の学び〜 を開催しました!

皆さん、こんにちは!
スクールタクト マーケティング部です。

2022年8月19日、20日の二日にわたり、スクールタクト サマーキャンプ 〜みんなで創る未来(あした)の学び〜をオンラインで開催しました!
このイベントは、スクールタクトが全国の先生とつながり、これからの教育や学びについて一緒に考え、未来に向けてそれぞれの現場での実践につなげていこうと企画したものです。

Day1は対談編。
教育は変えられる』 著者の山口裕也氏と当社代表取締役 後藤による対談を行いました。

Day2は実践編。
全国のスクールタクトを使いこなす小学校・中学校・高校の先生に登壇していただき、実践発表や実際にスクールタクトを触っていただく授業体験を行いました。

noteでは、何回かに分けてサマーキャンプについてご紹介していきます。


企画立ち上げと私たちの思い

「日本全国のスクールタクトユーザーの先生や教育関係の方々に集まっていただき、同じ時間を共有し語り合う機会を作りたい!」というモチベーションから始まったスクールタクト サマーキャンプの企画。この場を作る上で一番大切にしたのは、子供たちの成長を見守るすべての方たちと一緒に未来の教育について考えよう、未来の学びを作っていこう、という思いです。地域や学校はもちろん、小学校・中学校・高校といった校種を超えて、また先生だけでなく、教育委員会、ICT支援員さんをはじめとする教育関係者の方々や私たちスクールタクトといった立場も超えて、さまざまな方たちが思いを語り合える、そんな場にしたいと考えました。

代表の後藤はスクールタクトの開発者であると同時に教育心理学の研究者でもあります。後藤が自身の教員経験をきっかけに開発を始めたスクールタクトは、教育的な知見をベースに作られています。社内には「教育総研」という研究機関があり、先生方とともに実証研究を進めています。

私たちには、『「学び」を革新し、誰もが自由に生きる世界を創る』というミッションがあり、そのために、教育のこと、学校のこと、先生のこと、子供たちのことを日々真剣に考えながらスクールタクトの改良に努めています。でも、当たり前ですが、スクールタクトというツールがあるだけではそんな世界を実現することはできません。先生方に学校で使ってもらうことで、少しずつ、世界は変わっていくんだと思います。だからこそ、私たちはユーザーである先生方や関係者の皆さんとつながり、一緒に未来の教育を創っていきたいと思っています。

スクールタクトをテーマにみんなで集まり、お話を聞き、ワイワイと語り合った二日間。
ご参加いただいた方にとどめておいてはもったいない!ということで、まずは概要からご紹介していきます。


Day1 対談編

Day1の対談テーマは、ゲストの山口裕也さんのご著書にちなんで、「教育は変えられる〜これから目指す学びのあり方〜」

長年にわたって杉並区で「子どもたちの学び、ひいては、公教育の在り方のぜんぶを根本的に考え直そう」という取り組みを続けてきた山口さんと当社代表の後藤が、それぞれの立場から「これからの学びの姿」を語り合いました。

話題に上ったのは、「遊ぶように学ぶ」「自分の関心からスタートする学び」「自分で選択して学ぶ」といったキーワード。私たちが「学校」と聞いてイメージする学びのあり方とは少し異なるのではないでしょうか。興味関心も得意なことも異なり、それぞれに個性がある私たちだからこそ、互いの視点を交換し合うことができる学校という場に集う意味があると言います。「誰もが自分にはこんな良さがあったのだと思えるように」という山口さんの言葉には、子供を持つ保護者として筆者も大変共感しました。


Day2 実践編

Day2は、zoomを4つのブレイクアウトルーム ①小学校の実践発表、②小学校の授業体験、③中高の実践発表、④中高の授業体験に分け、全部で19枠・総勢21名の先生方にスクールタクトを使った実践をシェアしていただきました!

Day2  タイムテーブル等詳細

お話を聞いた後は、参加者や登壇者の皆さんでの学びの共有&交流タイム。
ファシリテーターに、東京・世田谷区のオルタナティブスクール HILLOCK初等部のスクールディレクター蓑手章吾氏と、カリキュラムディレクター五木田洋平氏を迎え、サマーキャンプを振り返りつつ、登壇者・参加者の皆さんが考える未来について語り合いました。

今回のサマーキャンプの副題は『みんなで創る未来(あした)の学び』。
サマーキャンプでの経験を「いいお話を聞いたな」で終わらせることなく、それぞれの立場で学びを持ち帰り、みんなで明日の一歩を踏み出すことで教育は変わっていく。そんな思いを込めて、あえて振り返りだけでなく未来について語る場としました。


サマーキャンプを終えて~皆さんのご感想~

一部ではありますが、イベントに参加された方の感想をご紹介します。

Day1では、研究者という立場からの専門的なお話、自治体の中で試行錯誤しながら実践してこられた具体例や目指す姿、スクールタクトの開発者としての考えなどを通して、未来の教育が浮かび上がってきました。

「学びのかたちが変わる為のエネルギーを感じた」
「これからの教育が進んでいくべき方向が見えてきた気がします」
「スクールタクトの理念に共感しました」
「現場の混乱や辛さなども分かち合いつつ、前向きに子供の未来を語る会だった」

Day2では、スクールタクトを使って日々実践をされている先生方のお話からヒントを得たという参加者の方も多くいらっしゃいました。

「多くの実践例を聞いて大変勉強になった。実践に取り入れていきたい」
「(スクールタクトの)新たな使い方をしてみたい、有効な使い方を模索したい、と思えました」
「(スクールタクトで)こんなことができるなら!と思わせてくれる内容ばかりで、授業を作るのが楽しくなった」

校種を超えて、参考にしていただける部分もあったようです。

「普段は中高で教壇に立っていますが、小学校の先生方の事例発表では、内容もさることながら、小学生の活用能力の高さや教育を通じて思考力・表現力が高まっている様子が印象的でした」

そして、全国の先生方がつながり、共に未来の教育を作っていく仲間になっていただけたように感じます。

「どの先生も混乱と暗中模索のなかで、努力しておられることが分かったこと、それが、とても良かったです」
「味方になる先生はたくさんいることがわかりました」
「先生方の発表を聞き、教育への熱意が薄れていたことに気がつきました」
「先生方が自由にご自身の実践や教育観を語ったりして、大変勉強になりました」


みんなで創る未来(あした)の学び

この後に続く記事では、Day1、Day2それぞれについて、詳しくお伝えしていきます!

Day1のレポート「スクールタクト サマーキャンプ Day1対談編〜これから目指す学びのあり方〜」では、お二人の考える未来の教育、未来の学びの姿をご紹介していきます。「遊ぶように学ぶ」っていったいどういうこと?子供たちが「自分で選択して学ぶ」ために、先生や大人にはどんな役割が求められるの?といったテーマは、先生をはじめとする教育関係の方に限らず、保護者の方にとっても気になるところではないでしょうか。

Day2のレポート記事は2つ。
「スクールタクト サマーキャンプ Day2実践編〜スクールタクト活用術~」では、先生方がどんな場面でスクールタクトを活用されているのかを紹介します。
「スクールタクト サマーキャンプ Day2実践編〜スクールタクトで始める、未来の学び~」では、スクールタクトが大切にしている3つの思いとともに、発表いただいた実践をご紹介します。


それではまた。
学びとマナビが、ひびき合う。
スクールタクトでした。

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