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春雨に鯉のぼる~2023カープまとめVol.3~

今週も日程的には楽な5試合。

4/11(火)vs中日 バンテリンドーム

先週借金を完済し、いい流れでバンテリンドームに乗り込んできました。

毎年鬼門となっているこの地で流れを止めたくないところですが、九里が8回無失点の気迫の投球!

打っては、秋山のバットが止まらず、ダメ押しの2点タイムリー3塁打で、打率は驚異の.485。

いっきに貯金生活に突入しました。
今季の鬼門払拭に向け幸先のいい勝利です。

4月11日(火) 5勝4敗 3位

4/12(水)vs中日 バンテリンドーム

先週5回コールドながら、プロ初完封を挙げた遠藤。この日も5回までは粘りの投球を見せていましたが、6回に捕まり降板。
打線は西川のタイムリーで先制したものの、逆転されてからは中日の継投策に手が出ず、一週間ぶりの負けとなりました。

4月12日(水) 5勝5敗 3位

4/14(金)vsヤクルト マツダスタジアム

移動日をはさんで、開幕戦で3連敗を喫したヤクルトとの対戦。

雨の中、大瀬良対小川のエース対決は投手戦に。いつコールドになってもおかしくない天候の中、雨の影響か、相手のミスによりチャンスメークし、神宮では悔しい思いをした野間が決勝のタイムリー。
大瀬良は6回無失点で見事2勝目を挙げました。

今季早くも2回目の降雨コールド勝利!
天の神様も味方になってくれました。

4月14日(金) 6勝5敗 3位

4/15(土)vsヤクルト マツダスタジアム

この日も前日から降り続く雨の中での一戦。
雨で調子が狂ったのか、先発床田が粘りきれず6回途中4失点。
しかし、その後を託されたリリーフ陣(島内、河野、ケムナ、戸根)の無失点リレーで流れを引き寄せると、敗戦目前の9回ツーアウトから起死回生秋山の逆転サヨナラツーランホームラン!

テレビ中継解説の安仁屋さんの、「秋山にHRはない」が聞こえてたのか、見事奮起してくれました。

9回を3人で抑えた戸根が、移籍後初勝利。

ヤクルトに並んで2位浮上!

4月15日(土) 7勝5敗 2位

4/16(日)vsヤクルト マツダスタジアム


今日、誕生日の先発玉村。
先週に続いての好投を期待しましたが初回に雨の影響か3四球が絡む5失点。

1-4の劣勢の中、雷雨の影響で5回終了時に中断。
コールド負けを覚悟しましたが、天は見離していませんでした。

約50分の中断後、雨も弱まり再開。
そこからがこの試合のハイライト。

玉村のあとを受けたリリーフ陣(アドゥワ、ケムナ、ターリー、松本、栗林)は無失点リレー。
菊池の背走キャッチなど、徐々に流れを引き寄せると、田中広輔のグランドスラムであっというまに同点!

そして、小園の今季初ヒットとなる三塁打でチャンスメークすると、マクブルームのあわやHRの犠飛で逆転。

さらに、坂倉のダメ押し弾で試合を決めました。

この試合唯一の心残りは、観戦に行ってたのに、5回の中断時に諦めて帰ってしまったことです。
選手を信じてあげられなかったのが悔しい😢

4月16日(日) 8勝5敗 首位


チームは、13試合目で単独首位浮上!

ここまでの戦いを見てきて、去年までになかった、粘りの野球が見られるようになりました。
今日も、想像できないような逆転勝ち。
まさに、「シン・逆転のカープ」

チームに2016年の雰囲気を感じてきたのは、私だけではないと思います。
春の雨が鯉を上昇気流に乗せてくれたそのあとは、鯉の季節の空に立派な鯉のぼりがはためくことを願いたいです。


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