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なぜ、サブスク・VOD形式の動画スクールを作る必要があるのか?

2022年の現在「MOOV SCHOOL」はZOOMを使用したマンツーマンのオンライン対面式の動画スクールを行っています。
今後の展開として、サブスク・VOD形式の動画スクールにリニューアルを予定しています。
VOD形式とは、Video On Demandの略でスクールというプラットフォーム上に講義動画を用意して配信する形式です。

ではなぜ、今の対面式のスクールとは異なるサブスクの・VOD形式の動画スクールが必要だと感じ、サービスを作ろうと思ったのかをお話ししたいと思います。

サブスク・VODとは?

サブスクとは、サブスクリプション方式というビジネスモデルのことです。

「料金を支払うことで、製品やサービスを一定期間利用することができる」形式のビジネスモデルのこと。 近年ではサブスクとも略され、英語では「予約購読」や「定期購読」という意味の言葉です。

サブスクリプション方式

わかりやすく言うと、月額〇〇円という金額で定期購読をしてもらう動画スクールというわけです。このサブスクのサービス、最近よく見かけるようになりました。
身近にあるサブスクサービスでは、SpotifyやHulu、Netflixなどがとても有名ですので、イメージしやすいかと思います。

サブスク動画スクールの内容として考えていることが、VOD形式(Video On Demand)で、HuluやNetflixのように、いつでも好きな時間に、好きな動画を視聴できるというものを想定しています。

サブスク・VOD形式の動画スクールの必要性

なぜ、サブスク・VOD動画スクールが必要だと思うのか?これは理由が2つあります。まず、1つ目はとてもシンプルで

「そんなに人と話したくないよね」が答えだと思います。

現行で、当MOOV SCHOOLは、オンラインとはいえマンツーマンの講義を行なっており、常に講師と生徒が対面することになります。
前回の「情熱」の回でお話ししましたが、講師はあなたがやりたいことを知りたいですし、どんな映像が好きなのか?など、聞きたいこともたくさんありますので、たくさん喋ります。
必然的に生徒さんは数多く受け答えしなくてはいけません。

「そんなにグイグイこられても……」

そう感じるかもしれません、講師の情熱が空回りパターンはあるかもしれません。

冗談ぽく言いましたが、これは本当に考えなくてはいけないことだと思っています。講師の情熱の是非などではなく、性質的な面から、対面での講義や会話にストレスに感じる人は、絶対にいらっしゃいます。
この対面の講義が苦手という方たちにも、ストレスなくサービスを届けるため、というのが1つ目の理由です。

2つ目は、現行のMOOV SCHOOLが提供しているサービス、オンラインでのマンツーマンレッスンだと、サービスを提供できる時間に限界がありますので、受講したい方との時間のミスマッチがあることです。

MOOV SCHOOLは10:00-19:00(土日祝営業)
1コマ60分の講義で、最終のスクール受付は18:00

MOOV SCHOOLの営業時間

昼は仕事をしていて、また学校に通っていて、夜に映像を学習したいという方には、平日の夜に講義を受けたくても、タイミング的に難しい場合があるのです。
これが2つ目の理由です。

対面の講義は少し苦手という方や、自分のペースで時間に縛られずに、好きなタイミングで学習できるサービスを提供したい。

この目的の実現のために、サブスク・VOD形式の映像スクールがベストだという判断でした。

スクール側から見た、サブスクの動画スクールの必要性

先に述べた、多様性のある生徒さんに良い環境を提供するためという観点以外にも、スクール側から見た場合にもサブスクの動画スクールの必要性があります。

これも非常にシンプルで、先生の数そんなにいないよ、問題です。
そんなにたくさん有能な講師はいないんです。

現行のオンラインでのマンツーマン講義の形式では、単純に受け入れられる生徒数に限りがあります。
これが、サブスク・VOD形式の動画スクールであれば、動画のコンテンツは非常にたくさん用意しなければいけないなどの別の問題はあるのですが、そのコンテンツさえ用意できれば、講師は現行の運営よりも少ない人数で賄えます。……助かります。

さらに、かなり踏み込んで本音を言いますと、売り上げにもかなり影響があります。
当MOOV SCHOOLでは、1コマ買い切りの講義という形式で、1コマ¥6,000(税込)という金額、限界まで低価格に落として動画スクールを提供しています。
他のスクールと比較していただけるとお分かりになるかと思いますが、はっきり言って、金額安いです。
金額は安いですが、サービスのクオリティには、もちろん自信があります。

客単価が安いので、1名の講師がかなり多くの講義を担当しないと、売り上げが上がりません。
ですが、講師はサービスのクオリティ担保のために、個別でカリキュラムを組んだりと、講義の準備に時間をかける必要もあります。

その運営を続けると、生徒が増えれば増えるほど、講師が疲弊してしまう未来しかなく、また生徒が増えれば増えるほど、良いサービスの提供の妨げにもなってしまいます。

そこでその問題を解消してくれるのが、サブスク・COD形式の動画スクールということなんです。
講師1名の担当できる生徒数を桁違いに増やすことができ、日常の業務に関しては、講義を担当している時間が減ることで、生徒さんからの質問・疑問点の回答などに、時間をたくさん割くことが可能になります。
※この辺りのサブスク動画スクールの具体的なサービス内容に関しては、また別の機会にお話しします。

これにより、スクールに在籍していただける生徒数が増えれば、売り上げの規模も変わってくることが予想されますので、新しい講師を増やすこともでき、加速度的にオンライン上のスクールの動画コンテンツも拡充させていけるという良い流れになります。

ここまでの話では、サブスク・VOD形式の動画スクール、非常に良いことづくめに感じますが、もちろん良いことばかりではありません。

次回以降にサブスク・VOD形式の動画スクールのデメリットなどもお話ししていこうと思います。

※このnoteは「MOOV SCHOOL」と大変密接な関係にありますが、ここでお話ししていることは、「MOOV SCHOOL」としての意見ではなく、完全にイチ講師の個人的見解によるものになっておりますので、そのあたりご理解いただいたうえでお楽しみいただけますと幸いです。

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