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言いづらいことを伝えても好かれる人の話し方

schoo講師名:桑野麻衣

自分の価値観を知りましょう

「新しいチームの名前を考えて下さい。
過去は気にせず、自由な発想でお願いします」
5人、「分かりました」
1人、「前回までの名前のリストを下さい」
「過去は気にしないでと言ったじゃないですか。
(準備するの面倒なんですけど)」

会社の一つのチームのやり取りです。
間違ったことを言っている人はいますか?

この答えを教えてくれるのは、麻衣先生です。
「愛されコミュ力」の授業は全14回あり、1か月間「麻衣祭」を楽しみました❤️
麻衣先生の授業は毎回癒されます。
特に女性におすすめです👧

「愛 正義 安定 自由 学習 貢献」

この6つを自分が大事にしている順に並べて下さい。

遅刻してきた人に対して「何かあったのかな?」はです。
「時間は絶対に守るべき」は正義です。

「会社できっちりと給料が欲しい」は安定
「好きな仕事、時間で働きたい」は自由

自分の成長や変化に興味がある。
未経験の仕事、責任あるポジションにチャレンジしてみたい。
フリーで仕事をしている場合、自分に興味が向いているなら、学習となります。
相手を喜ばせたい。
自分が好きなように出来なくても幸せ。
相手に興味が向いている場合は、貢献となります。

「大事にしていること」とは、「価値観」です。

上記の例は、7人のうち、6人が自由、1人が安定を1位にしたチームでした。

安定の人は、居心地悪そう…。
「じゃあ、チームのまとめ役をしてください」
「過去のデータ分析は安定の人の出番です」

適材適所!
価値観に合った業務を担当します。

違う価値観の相手を否定したりしません。
価値観を知ることで、各個人に合ったやり方でフォローし合い、より強いチームになれそうです👍

それぞれの考えや立場、大切なものは違うので、
問題の答えは「皆が正しい」です。


6つの価値観のうち、上位3つがだいたい同じだと「気が合う」らしいです。

私も主人とやってみました。
1位と2位が同じ、何とかセーフでした(笑)

会社の私の所属するグループは、皆がなかなか揃わないんです。
いつか皆でやってみたいです。

リフレーミングしてみましょう

自分が上司に叱られた時、嫌な気分になります。
でも言ってくる人によって、感じ方が変わりませんか?
また、その状況によっても様々で
嫌で悲しくなる時もあれば、素直に受け止められる時もあります。

褒められるのが良い。
叱られるのが嫌。
という簡単な感情ではありません。

自分のことをよく見てくれてる人からの指摘は
嫌な気持ちになりません。
その指摘には愛があるのか?
私に関心があるのかどうかが、1番重要になります。

上司から
「あなたは自分の意見を言わないから、もっと積極的に意見を言うようにしてください」
と注意を受けたとします。

上司からは、消極的な人、やる気がない人と見えています。

私は意見がない訳では無いんです。
でも、言うのをためらってしまいます。
その場の雰囲気を壊したくなくて、他の人の意見を尊重しなければいけないと考えているからです。

私は、協調性と調和を大事にしているんです😭

この場合、私の価値観は
「安定」
「正義」
「愛」
が上位になります。

この上司は「自由」が上位にある可能性が高いです。価値観が反対です。
自分の意見を簡単に口にできる人は、出来ない人の気持ちを理解しにくいです。

自分の1番の価値観が重視されていない職場や友達関係の中にいると、
誰だって心が折れてしまいます。
会社を辞めたくなってしまいます。

ここで、価値観の見える化が必要となります☝🏻
リフレーミングのタイミングです。

私とあなたは違う人間、
価値観が違って当たり前!
お互いの価値観を知る努力をしましょう。

ポジティブにものを見ること
という意味ではありません🙅‍♂️

自分の枠組みを外して、違う枠組みで見るということです。
それが、リフレーミングです。

上記のワークをして、6つの順番を知ることが出来たら最強です。
出来なくても「6つの価値観の違いがある」というのを頭の中で想像してください。
相手の立場を想像するだけで変わります🙆

違いを理解した上での声掛けは、
「いつも、周りをよく見ているね。
あなたを理解していない人からは
消極的だと思われてしまい、不本意な捉え方をされてしまうよ」
となります。

上司だって、叱りたくて叱っているわけではありません。人間ですから、誰だって嫌われたくないです。

麻衣先生は、部下のことを真剣に考えると
嫌われても良いやと思うそうです。
「嫌われたらどうしよう」と思わずに
「誠実かどうか」の視点で叱るようにしていると、逆に嫌われなくなったそうです。

社会、会社の中では全く叱らずに過ごすということは出来ません。
その人の成長を願うからこそ、叱るという行為に出ることがあります。
その人の5年後、10年後を考えているからです。
嫌われても良いから叱るのは、愛がある、誠実さがあるということです。

もちろん、世の中には
価値観の違いを考えずに、理不尽な叱り方をする人がたくさんいます。
麻衣先生はご自身の経験から、叱られるより、叱る方がエネルギーを消費している場合が多いと感じられています。

テクニックで叱ってしまうと、毎回ビクビクしてしまって、自分が疲弊するそうです。
上司の立場の人は、テクニックではなく、マインドから変えることが大切でした。

お互いの価値観を知ることで
自分の受け止め方を変えることができ、
自分が苦しくなるのも防げます。

指摘しても嫌なものが返ってこなくなります。
指摘しても恐怖感が少なくなっていきます。

真のリフレーミングを実践することで、
人間関係が深く濃いものになります😊

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