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星とくらし

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2020年5月の記事一覧

双子座新月のサビアンシンボル

 昨日2:39の双子座新月図から、新月のサビアンシンボルについて述べたいと思う。また新月図全体を眺めて感じた事も最後に触れておきたい。

 双子座2度の新月は2ハウス、また同じ双子座の水星・金星は20度で正確なコンジャンクションを組み、3ハウスのカスプとも重なっている。アセンダントは牡羊座23度で、双子座水星・金星と調和の位置にしている。新月図全体を支配するのが魚座の火星、またミーンノードも双子座

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楽しいからやってみる

 占星術の勉強がある程度進んできてそれなりに年月も経って、何かの形でそれを役立てたい、表現したいという気持ちは数年前から心の中にむくむくと湧き上がってはくるものの、その手段もやり方も全く思いつかず、何となく手探りでやってきて今に到る。

 周りを見渡すと、コンサルティングやヒーリングに占星術を生かして成功している人たち、個人鑑定や研究で身を立て、人気を集めている人たち、グループで活動し世の中に貢献

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2020.05.07 蠍座満月

 

 今日の19:45に蠍座で満月を迎える。今年は土星や木星の逆行間近の満月で、エネルギーの動きがゆっくりで重い感じのある満月である。ではざっくりと、今日の満月図を読んでみたい。

アセンダントは射手座、牡牛座太陽ー蠍座月は6−12ハウスに入っている。木星冥王星土星は2ハウス、そして一昨日双子座入りしたばかりのノースノード(DH)は7ハウスで金星が近い。太陽・水星の合は冥王星海王星と小三角の位置

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占星術における月のはなし(6) 月の並列化現象

占星術における月のはなし(6) 月の並列化現象

 占星術を学び始めて丸10年になる。一番最初に自分のネイタルチャートの計算をし、手書きで図を作成した時のことは今もよく覚えている。太陽星座が牡羊座というのは高校生の頃から知っていたが、ほかの天体がどの星座にあるかなんて勉強を始めるまで全く知らなかった。完成した誕生図を見ると月が天秤座で8ハウス。その時の教科書と図を交互に見ながらネイタル月が何を意味しているかを知った時、なぜすぐ人目を気にしたり人に

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占星術における月のはなし(5) 月と母親像・女性イメージについて

占星術における月のはなし(5) 月と母親像・女性イメージについて

 以前に述べた月の生育歴との関連について、母親像という視点から今回は書いてみたい。月は女性あるいは女性性の原理を表すという解釈との関連も含めての話である。

 

 月は母親、妻、女性と多面的に解釈されることも多い。個人の誕生図における月を母親そのもの、あるいは母親の生まれた当時の状況を示すと捉えることもできるが、その中には子供の目から見た母親像、あるいは子供のころに深く関わった養育者から取り込ま

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間違うのが怖い

間違うのが怖い

 過去を振り返って”あの時もっとこうしていればよかった”と思う事は私にはよくあった。だからといって今目の前の結果は変わる訳ではない。それでも振り返るのは次は絶対同じことを繰り返したくないからである。”あの時”を頭に刻み込むことで将来同じ状況に立った時に、その経験を生かして今度は上手くやれる、いややらなければならないという思いは仕事のみならず私生活においても私の中には常にあった。

 同じ間違いをす

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